違法な回収に出すとどうなるか|千葉市中央区で確認しておくこと

引越しや実家の片付けで、部屋いっぱいの不用品を前にしていませんか。

退去日が近づいているのに、何から手をつければよいか分からない。そんな状況で、ポストに入っていた「無料回収」のチラシに気持ちが動いてしまうこともありますね。ただ、その一歩を急ぐ前に、確かめておきたいことがあります。読み終えたときには、今日どちらを選ぶべきかが分かる状態になります。

この記事のポイント

  • 急がないなら千葉市の粗大ごみが安く済みます。品目ごとに390円から1,560円です
  • 家電4品目は粗大ごみに出せません。家電リサイクル法の対象になります
  • 家庭ごみを有償で運ぶには、千葉市の一般廃棄物収集運搬業の許可が要ります
  • 「無料」をうたう車やチラシには注意が必要です。積み込んだ後に請求される型があります
  • 賃貸の退去では、鍵の返却日から逆算して自治体の収集が間に合うかを先に確かめます

不用品を処分する前にまず確認することは?

業者に電話する前に、まず自治体で出せるかを確かめてください。

千葉市の粗大ごみは、業者へ依頼するより安く済むことが多いです。ただし申込から収集まで日数がかかります。

急ぐかどうかで、選び方が変わってきます。

次に、品目と数を書き出してください。量が分からないまま業者へ電話すると、当日に金額が変わることがあります。

そしてもう一つ、大事な線引きがあります。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの家電4品目は、千葉市の粗大ごみとして収集してもらえません。家電リサイクル法の対象品だからです。

これらは別の手続きが必要になります。買い替える場合は、購入する店舗に引き取ってもらう方法があります。

パソコンと小型家電も、また別の回収経路になります。千葉市中央区役所などに設置された回収ボックスや、宅配での回収が用意されています。

退去日が決まっている場合は、まず日数を数えてください。自治体の収集が間に合わなければ、それが業者を選ぶ理由になります。

自治体と業者のどちらが向く?

選び方の軸は、量と期限の二つです。

数点で、自分で運べる大きさなら、自治体の粗大ごみで足ります。日数に余裕があるなら、まずこちらを検討してください。

一方で、大型家具が複数あり、階段作業が必要な場合は、無理に運ぶと壁や床を傷つけてしまいます。賃貸であれば、それがそのまま修繕費になりかねません。

退去日まで数日しかなく、量も多いという場合は、業者へ依頼する判断が現実的になってきます。

下の表で、状況ごとの向き先を整理します。

状況 向いている出し方
数点・自分で運べる大きさ・日数に余裕がある 千葉市の粗大ごみ(戸別収集または自己搬入)
大型家具が複数、階段作業がある 無理に運ばず、業者への依頼を検討する
「無料回収」をうたう車やチラシ 依頼しない。積み込み後に請求される型があるため
許可の確認が取れない業者 依頼しない。不法投棄されると出した側も問われる場合がある
まだ使えるもの 買い取りを検討する。古物商の許可が別に要る点を確認する

この表のとおり、依頼してよいかどうかを迷う場合は、まず「依頼しない」側に置いてください。

あとから見積もりを取り、条件を確かめてから決めれば十分です。

千葉市中央区の粗大ごみの申込方法と手数料は?

千葉市中央区の粗大ごみの申込方法と手数料

千葉市の粗大ごみには、市に収集してもらう戸別収集と、自分で持ち込む自己搬入の二通りがあります。

戸別収集は、粗大ゴミ受付センター(電話043-302-5374)か、インターネットで申し込めます。ただし、ベッドやマットレスなど一部の品目は電話受付のみです。

受付時間は平日9時から16時、土曜は9時から11時30分です。祝日・休日・年末年始は受け付けていません。

一度の申込みで出せる個数は、合計10個までです。

手数料は、千葉市の公表情報によると390円・780円・1,170円・1,560円の4段階です。品目とサイズによって決まります。

支払いは、指定された金額分の粗大ごみ処理手数料納付券を購入し、収集日までに貼って出す方式です。

品目ごとの正確な金額は、千葉市の「粗大ごみ処理手数料一覧」か、粗大ゴミ受付センターへの確認が確実です。

自分で持ち込む場合、千葉市の公表情報によると搬入先が施設ごとに異なります。

北清掃工場・北谷津清掃工場・新浜リサイクルセンターでは、10kgまでごとに270円(消費税別)の重量制です。10kgに満たない場合も10kgとみなされます。

一方、中央・美浜環境事業所など各環境事業所に持ち込む場合は、重量制ではなく戸別収集と同じ390円から1,560円の品目別手数料になります。

千葉市中央区にある新浜リサイクルセンター(新浜町4)は、受付時間が月曜から金曜の13時から16時で、支払いは現金のみです。

布団類・カーペット・畳・マットレスは、この施設では受け付けていません。

持ち込みの支払い方法は施設によって異なり、中央・美浜環境事業所ではクレジットカードや電子マネー、QRコード決済も使えます。

家電4品目と小型家電の扱いはどうなる?

千葉市の公表情報によると、エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は、粗大ごみとして収集してもらえません。

これらは家電リサイクル法の対象機器だからです。買い替える場合は、新しく購入する店舗への引き取り依頼が一つの方法になります。

コイルスプリングやポケットコイルが入ったマットレスやソファ、コンクリートブロックなども、粗大ごみとして収集できない品目です。

小型家電については、千葉市が回収ボックスを市内の公共施設に設置しています。

千葉市中央区役所(きぼーる11階)の総務課前には、平日9時から17時に利用できる回収ボックスがあります。

千葉市役所(千葉港1-1)1階ロビーにも設置されており、こちらは平日8時30分から17時30分まで利用できます。

投入口のサイズは縦15センチ・横30センチで、この大きさに収まる小型家電が対象です。コードやケーブルなどの付属品も一緒に入れられます。

回収ボックスに出すときは、本体に残った個人情報を消去してから投入してください。

パソコンについては、千葉市がリネットジャパンリサイクル株式会社と提携した宅配回収があります。パソコンを含む1箱分の回収は無料です。

パソコンを含まない場合や、2箱目以降は有料になります。デスクトップのディスプレーなど周辺機器は回収ボックスに入らないため、この宅配回収を利用する形になります。

業者に払う費用はなぜ幅が出る?

業者へ依頼する場合の費用は、量・間取り・搬出経路・作業人数・階数によって変わります。

エレベーターの無い建物での階段作業や、トラックを止める場所が遠い場合は、作業の手間が増える要因になります。

電話やメールだけで金額を決めてしまうと、当日に品目や量が違うことが分かり、金額が変わる原因になります。

そのため、現地を見てもらってから見積もりを受け取る方法が、金額を確かめる確実な手段です。

見積もりには、運搬・階段作業・処分費のどこまでが含まれているかを、書面で確認してください。

含まれていない作業があると、追加料金の対象になることがあります。

一方、千葉市の粗大ごみの手数料は、公表されている金額がそのまま適用されます。

戸別収集も持ち込みも、品目に応じて390円から1,560円の範囲で決まる仕組みです。

持ち込みを重量で計算する施設では、10kgごとに270円(消費税別)が加算されます。

量が多く、自分で運べない場合や、家電4品目のように粗大ごみに出せない品目がある場合に、業者への依頼を検討する流れになります。

金額を決める前の段取りとして、現地確認と書面の見積もりを必ず約束してもらってください。

許可業者かどうかをどう確認する?

家庭から出る不用品を有償で運ぶには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が要ります。

千葉市の公表情報によると、家庭ごみを市で収集しない場合に、千葉市一般廃棄物処理業許可業者へ引き取りを依頼する方法が案内されています。

許可業者の一覧は、千葉市が公式サイトで公表している「一般廃棄物処理業許可業者一覧表」で確認できます。

所管窓口は、千葉市役所高層棟7階の環境局循環型社会推進課です。

ここで重要なのは、産業廃棄物の許可や古物商の許可だけでは、家庭ごみを運べないという点です。

「産廃許可あり」という表示があっても、それは家庭からの不用品を運ぶ許可ではありません。

業者に依頼する前に、一般廃棄物収集運搬業の許可を千葉市から受けているかを、一覧表か電話で確かめてください。

環境省も、家庭の廃棄物を回収するには市区町村の一般廃棄物処理業許可か委託が必要だと、全国向けに注意を呼びかけています。

まだ使えるものを買い取ってもらう場合は、話が少し変わります。買い取りには、廃棄物処理の許可とは別に、古物商の許可が要ります。

買い取りをうたう業者には、この許可があるかどうかも確認してください。

違法な回収に出すとどうなる?

千葉市は、軽トラックで市内を巡回して廃家電を回収する業者や、ポスティングで不用品回収を宣伝する業者について、一般廃棄物処理業の許可を受けていない可能性が高いと注意喚起しています。

無許可で廃棄物の処理を行うことは、違法にあたります。

ここで見落としやすいのが、ごみを排出した側の責任です。千葉市の公表情報によると、市民にも排出したごみを適正に処理する責任が求められています。

つまり、無許可の業者に渡した不用品が不法投棄された場合、出した側が問い合わせを受けることがあります。

一般に、次のような特徴を持つ業者には注意が必要とされています。

「無料」をうたって呼び込み、大音量のスピーカーで巡回しながら集める、空き地で回収を行う、会社の所在地や固定電話が分からない、といった特徴です。

千葉市の公表情報によると、千葉市の許可を得ている業者であっても、一時多量ごみなど特別な場合を除き、家庭からのごみの回収は認められていません。

そのため、千葉市の許可業者がスピーカー放送で巡回回収を行うことはないとされています。

「捨てるのはもったいない」「市の処理料金より安い」という宣伝文句に安易に応じると、トラブルや不法投棄の元になりやすいと、千葉市も呼びかけています。

業者へ依頼する場合は、あらかじめ見積もりや契約書などの書面の提示を求めてください。

失敗しやすい型にはどんなものがある?

「無料回収」と聞いて不用品を積み込ませると、作業後に高額な料金を請求される型があります。

積み込んだ後は、その場で断りにくい状況になりやすいためです。

無許可の業者に家具を渡すと、それが不法投棄され、後日出した側が問い合わせを受ける型もあります。

電話で伝えた量より実際の量が多く、当日になって金額が大きく変わる型もよくあります。

これを避けるには、事前に品目と数を書き出し、現地で見てもらう約束をしておくことが有効です。

家電4品目を引き取ってもらえると思い込んでいて、当日に断られる型も見られます。

粗大ごみとして出せない品目だと知らずに申込むと、収集日に置いたままになってしまいます。

退去日の直前になって業者を探すと、予約が埋まっていて間に合わない型もあります。

見積もりを口頭で聞いただけで作業をさせ、金額が後から変わる型もあります。書面での確認が、こうした食い違いを防ぐ手段になります。

賃貸・持ち家で段取りはどう変わる?

退去が絡むかどうかで、進め方が変わってきます。

賃貸で退去がある場合は、退去日から逆算してください。まず自治体の収集が間に合うかを確かめ、間に合わなければ業者を選ぶ形になります。

鍵の返却日を過ぎると、部屋に入れなくなります。この日を先に確認してください。

賃貸で住み続ける場合は、共用部分に物を置いて待つことができません。収集日の朝に出す形になります。

持ち家の戸建てであれば、敷地内に置いておけるため、日程の自由が利きます。

分譲マンションの場合、大型のものを運び出す際に、養生や搬出経路について管理組合や管理会社への事前連絡が要ることがあります。

いずれの場合も、「何日で終わります」とは言い切れません。収集日と申込の混み具合によって変わるためです。

確実に進めるには、粗大ゴミ受付センターや管理会社へ、早めに確認先を当ててください。

業者へ依頼する前に確認する6項目は?

依頼する前に、次の6項目を確かめてください。

□ 品目と数を書き出した

□ 千葉市の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けているか確認した

□ 現地を見てから見積もりを出してもらえるか確認した

□ 見積もりに運搬・階段作業・処分費が含まれているか確認した

□ 追加料金が発生する条件(量の増加・駐車場所・エレベーター)を聞いた

□ 作業前に書面で見積もりをもらう約束をした

この6項目のうち、許可の確認だけは省かないでください。他の項目は現地確認の際に一緒に聞けば十分です。

買い取りを希望する場合は、古物商の許可があるかも合わせて確認してください。

千葉市中央区の不用品処分のまとめ

千葉市中央区で不用品を処分する際は、まず自治体の粗大ごみで足りるかを確かめてください。

戸別収集は電話かインターネットで申込み、手数料は品目に応じて390円から1,560円です。

家電4品目は粗大ごみに出せず、別の手続きが必要になります。小型家電は区役所などの回収ボックスが使えます。

業者へ依頼する場合は、千葉市の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けているかを必ず確認してください。産廃許可や古物商の許可だけでは足りません。

「無料回収」をうたう車やチラシ、許可の確認が取れない業者には依頼しないでください。

賃貸で退去がある場合は、鍵の返却日から逆算し、自治体の収集が間に合うかを先に確かめてから、業者を選ぶかどうかを判断してください。

見積もりを比べるときは、不用品回収業者選びのザ・ガード掲載の情報も参考にしてください。許可の有無や作業範囲を、依頼前に落ち着いて確かめることが、安心して処分するための一番の近道です。

よくある質問

千葉市中央区で粗大ごみを申し込むと、何日後に収集されますか。

標準的な日数は千葉市の公表資料からは分かりません。申込の混み具合で変わるため、粗大ゴミ受付センター(043-302-5374)に確認しながら進めてください。

家電4品目は千葉市中央区のどこに持って行けばよいですか。

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、粗大ごみとして出せません。買い替え時は購入店への引き取り依頼を、そうでない場合は販売店や許可業者への相談を検討してください。

「無料回収」の車を見かけたら、どうすればよいですか。

依頼しないことをおすすめします。積み込み後に料金を請求される型があります。千葉市では、こうした業者を見かけた場合の情報提供も受け付けています。

量が多くて自分では運びきれません。どうすればよいですか。

千葉市の粗大ごみで収集できる量を超える場合や、大型家具が複数ある場合は、許可を持つ業者への依頼を検討してください。見積もりは複数の条件を比べて決めると安心です。不用品回収業者選びのザ・ガードでは、千葉市中央区に対応する業者の許可の有無や作業範囲を比較できます。

業者が「産廃許可あり」と言っていますが、家庭の不用品を頼めますか。

産業廃棄物の許可だけでは、家庭から出る不用品を運べません。一般廃棄物収集運搬業の許可を受けているかを、別途確認してください。