運搬費が別にかかる|千葉市稲毛区で家電を処分する費用の内訳

引越しの荷物をまとめていたら、古い冷蔵庫やテレビの処分を後回しにしていたことに気づく。そんな状況で困っている方は少なくないはずです。

家電は粗大ごみに出せないと聞いて、どうすればよいのか分からなくなってしまいますね。特に退去日が決まっている場合は、悩んでいる時間そのものが惜しく感じられます。

この記事は、千葉市稲毛区で家電を処分したい方に向けて書いています。家電リサイクル法という決まりにそって、何をどこへ出せばよいのかを順番に説明します。

粗大ごみとは別の窓口を使うため、知らないまま進めると当日に断られてしまうこともあります。読み終えたときには、自分の家電をどの窓口へ、いつまでに出せばよいかが分かる状態を目指します。

この記事のポイント

□ テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは粗大ごみに出せません

□ 家電リサイクル券の代金と運搬費は別々にかかります

□ 千葉市稲毛区の粗大ごみ手数料は390円単位の4段階です

□ 無許可の業者に頼むと不法投棄の責任を問われることがあります

□ 賃貸の退去では鍵の返却日から逆算して申込先を決めます

まず何を確認する?家電処分の第一歩

不用品の処分を考えるとき、最初にやるべきことは業者を探すことではありません。

まずは手元にあるものが、粗大ごみで出せるものか、家電リサイクル法の対象かを分けることです。

千葉市が公表する粗大ごみ処理手数料一覧によると、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコンの4品目は、家電リサイクル法対象機器として粗大ごみの対象外とされています。

この4品目以外の家具や日用品は、通常の粗大ごみの手続きで出せます。

まず品目を書き出してください。テレビが1台、冷蔵庫が1台、といった具体的な数がないと、次の手続きが決まりません。

パソコンや小型の家電製品は、また別の回収経路があります。稲毛区内では回収ボックスへの持ち込みという方法が用意されています。

退去日が決まっている方は、ここで一度日数を数えてみてください。手続きにかかる日数が、退去日までに収まるかどうかが、この先の選び方を決めます。

家電リサイクル対象品はどう出す?

家電リサイクル対象品はどう出す

家電4品目を処分する方法は、大きく2つに分かれます。

買い替え先の店舗へ引き取ってもらう方法と、指定引取場所へ自分で持ち込む方法です。

家電リサイクル券の入手方法

どちらの方法でも、家電リサイクル券という料金券が必要になります。

この券は、郵便局で必要事項を記入し、家電リサイクル料金を支払うことで発行されます。

買い替え時に店舗へ依頼する場合

買い替えの場合は、購入した店舗に古い家電の引き取りを依頼するのが一般的な流れです。

店舗によっては、新しい家電の配送と同時に、古い家電を運び出してもらえます。

指定引取場所へ自分で持ち込む場合

買い替えではなく、単純に処分だけしたい場合は、家電リサイクル券を用意したうえで指定引取場所へ持ち込む方法があります。

この場合、指定引取場所までの運搬は自分で行う必要があります。

千葉市の公式なよくある質問ページでも、家電4品目の出し方について案内が出されています。個別の指定引取場所や細かな手順は、この案内で確認するのが確実です。

手元の家電がどの区分に入るのか、事前に確認しておくと当日戸惑いません。

運搬費が別にかかるのはなぜ?費用の内訳を知る

「家電リサイクル券を買えば処分が終わる」と思われがちですが、実際はそうではありません。

家電リサイクル券の代金は、あくまでリサイクルにかかる処理費用の部分です。

家から指定引取場所まで運ぶ運搬費は、これとは別の費用になります。

買い替え時の運搬費の扱い

買い替え時に店舗へ引き取りを依頼する場合は、運搬費が引き取り料金に含まれている場合があります。

何が含まれ、何が別料金かは、依頼する店舗ごとに確認が必要です。

粗大ごみの手数料はいくらかかる?

粗大ごみについては、千葉市の粗大ごみ処理手数料一覧によると、品目やサイズに応じて390円、780円、1,170円、1,560円の4段階で手数料が設定されています。

これは納付券390円を1枚から4枚組み合わせる仕組みです。

粗大ごみは家電4品目を除いた家具や日用品が対象になるため、家電の処分費とは別の話として理解しておく必要があります。

千葉市が公表する情報によると、環境事業所へ粗大ごみを自分で持ち込む場合の手数料も、市に収集してもらう場合と同じ390円から1,560円の4段階です。

一方、環境事業所以外の施設に持ち込む場合は、重量に応じた課金になるとされています。10キログラムまでごとに270円程度という案内も見られますが、時点や施設によって変わる可能性があるため、利用前に窓口へ確認してください。

このように、どこへ何を持ち込むかによって、費用の考え方そのものが変わってきます。

事前にどの窓口を使うのかを決めておくと、当日の混乱を防げます。業者に運搬を頼む場合の費用は、量や搬出経路によって変わるため、現地を見てもらったうえで書面の見積もりを受け取ることが確実な確認方法になります。

処分方法 対象となるもの 運搬の扱い
家電リサイクル券+指定引取場所への持ち込み テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン 自分で運ぶ必要がある
買い替え店舗への引き取り依頼 テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン 店舗により運搬費が含まれる場合がある
粗大ごみの申込(電話・インターネット) 家電4品目を除く家具・日用品 収集日に指定場所へ出す
環境事業所への持ち込み 粗大ごみ・小型家電など 自分で運ぶ必要がある

この表からも分かるとおり、家電4品目と家電以外の家具では、そもそも申込先が違います。

まず自分が処分したいものがどちらに当たるかを確かめてから、次の手続きに進んでください。

不用品回収業者選びのザ・ガードでは、千葉市稲毛区に対応する業者の許可の有無や作業範囲を比較できます。金額を知った直後に依頼先を絞り込みたい方は、参考にしてください。

粗大ごみ申込方法は?

家電4品目以外の家具や日用品を処分する場合は、粗大ごみの申込という手続きになります。

千葉市の粗大ごみは、電話受付とインターネット受付の2通りで申し込めます。

電話受付は粗大ごみ受付センターへの連絡になり、平日は9時から16時まで、土曜日は9時から11時30分までの受付です。祝日や休日、年末年始は受付されません。

インターネット受付ではLINEを使った申込にも対応しています。

ただし、ベッドやマットレス、AV機器など一部の品目は電話受付のみとされています。手元のものがどちらに当たるか、申込前に確かめておくと手間が減ります。

一度の申し込みで出せる粗大ごみは、合計10個までとされています。まとめて処分したい方は、この上限も踏まえて計画を立てる必要があります。

粗大ごみ処理手数料納付券の買い方

申込後は、指定された収集日までに、指定された金額分の粗大ごみ処理手数料納付券を用意することになります。

この納付券は、令和元年10月から390円の1種類に統一され、品目に応じて枚数を組み合わせる形に変わりました。

花見川・稲毛環境事業所への持ち込み

自分で運べる方は、施設への持ち込みという選択肢もあります。

稲毛区内には花見川・稲毛環境事業所という持ち込み先があり、平日は9時から16時まで、土曜日は9時から12時まで受け付けています。

持ち込みの際は、粗大ごみ自己搬入受付票への記入と、手数料を支払うための現金の用意が必要です。

環境事業所には、粗大ごみのほか、古紙や使用済み小型家電、小型充電式電池なども持ち込めます。

ただし可燃ごみや不燃ごみ、びん・缶・ペットボトルは持ち込みの対象外とされているため、間違えないよう注意してください。

コイルスプリング入りの製品は要注意

マットレスやソファなど、コイルスプリングやポケットコイルが入った製品は、千葉市では粗大ごみとして収集できないとされています。

コイルスプリング単体でも同様に対象外です。こうした製品を処分する場合は、購入した店舗や専門の処分先へ相談するのが確実です。

パソコンや小型家電の回収経路は?

パソコンやスマートフォン、小型のデジタル機器は、粗大ごみとも家電4品目とも違う扱いになります。

稲毛区内では、稲毛区役所の1階正面入口横や、花見川・稲毛環境事業所に、小型家電を回収するボックスが設置されています。

花見川・稲毛環境事業所では、回収ボックスに入るものはそこへ入れる運用ですが、ノートパソコンやタブレットは職員へ直接渡す形になっています。

回収ボックスの投入口は縦15センチメートル、横30センチメートルという大きさです。

携帯電話やカメラ、ゲーム機、電動歯ブラシなど、この大きさに収まる小型家電が対象になります。

モバイルバッテリーなどの充電式電池も、市内各区に設置された回収拠点で受け付けています。

金属部分にビニールテープを貼って絶縁したうえで出すよう案内されているため、そのまま出さないよう気をつけてください。

大きなパソコン本体やディスプレイは回収ボックスに入らないことがあります。その場合は、環境事業所の窓口で相談する形になります。

自分でやってよいこと・やってはいけないこと

不用品の処分方法を決める前に、自分でできることと、無理をしないほうがよいことを分けておきましょう。

状況 考え方
数点で、自分で運べる大きさ 自治体の粗大ごみや家電リサイクルの手続きで足ります
大型家具があり、階段作業が必要 無理に運ぶと壁や床を傷つけます。賃貸では修繕費につながります
「無料回収」をうたう車やチラシを見かけた 勧められません。次の見出しで詳しく説明します
まだ使えるもの 買い取りが付く場合があります。古物商の許可が別に必要になります

この表のとおり、量が少なく自分で運べるものは、自治体の手続きで十分に対応できます。

一方、大型のものや量が多いもの、無料回収をうたう車を見かけたときの考え方は、次で詳しく説明します。

家電リサイクル業者を選ぶときの確認点は?

家電リサイクル対象品以外の不用品を、業者に運んでもらいたい場合は、許可の有無を必ず確認してください。

家庭から出る不用品を有償で運ぶには、市区町村が出す一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。

千葉市では、この許可を受けた業者の一覧を「一般廃棄物処理業許可業者一覧表」として公表しています。

問い合わせ先は千葉市役所高層棟7階で、電話番号は043-245-5248です。依頼を検討している業者が一覧に載っているか、事前に確認すると安心です。

産廃許可や古物商の許可では足りない

産業廃棄物の許可や古物商の許可だけでは、家庭ごみを運ぶ根拠にはなりません。

千葉市の案内によると、一般廃棄物収集運搬業の許可を持っていても、特別な場合を除き、家庭からの不用品回収そのものを市が認めていないケースもあります。

許可の種類と、実際に頼みたい作業が合っているか、あわせて確認してください。

無許可業者を見分けるポイント

千葉市は「違法な不用品回収業者にご注意ください」という注意喚起を公表しています。

チラシの投函や、トラックでの巡回、空き地での回収を見かけたら、それだけで依頼を決めないでください。

一般に、次のような特徴がある業者には注意が必要とされています。

□ 「無料」「市の処理料金より安い」という宣伝を強く出している

□ スピーカーで大音量を出しながら巡回している

□ 空き地や駐車場で不特定の相手から回収している

□ 会社の所在地や固定電話が分からない

□ 見積もりや契約書などの書面を渡そうとしない

千葉市の許可を得ている業者が、スピーカー放送で巡回しながら集めることはないとされています。この点は一つの目安になります。

不法投棄されてしまうと、出した側が問い合わせを受けることもあります。少し面倒に感じても、許可の確認を先に済ませておくほうが結局は安心です。

許可の確認や見積もりの取り方に迷う場合は、不用品回収業者選びのザ・ガード掲載の情報も参考にしてください。

賃貸の退去に間に合わせる段取りは?

退去が絡む場合は、まず退去日から逆算して考える必要があります。

粗大ごみや家電リサイクルの申込から実際の収集や引き取りまでには、日数がかかります。

自治体の手続きが退去日までに間に合うかを、最初に確かめてください。

間に合わないと判断した場合は、業者への依頼という選択肢が出てきます。ただし、これも予約の空き状況によって日程が変わるため、早めの相談が欠かせません。

鍵の返却日を過ぎると、部屋に入れなくなります。返却日ぎりぎりに片付けを計画すると、間に合わなくなるおそれがあります。

賃貸に住み続ける方は、共用部分に物を置いて待つことはできません。収集日の朝に、指定された場所へ出す形になります。

持ち家の戸建てであれば、敷地内に一時的に置いておけるため、日程にある程度の余裕があります。

分譲マンションにお住まいの方は、大型のものを運び出す際に、養生や搬出経路について管理組合や管理会社への事前連絡が必要になることがあります。

当日になって慌てないよう、早めに確認しておいてください。

「何日で終わります」と言い切ることはできません。自治体の収集日や申込の混み具合によって変わるため、まずは窓口へ確認する形を取ってください。

起きやすい失敗の例を知る

不用品の処分では、いくつかのパターンで失敗が起きやすいことが知られています。

「無料回収」と聞いて車に積み込ませると、作業後に高額な料金を請求されることがあります。

積み込んだ後では断りにくく、その場で支払わされてしまうことがあります。

無許可の業者に家具を渡すと、不法投棄されて、出した側が後から問い合わせを受けることがあります。渡す前の許可確認が、これを避ける方法になります。

電話で伝えた量より実際の量が多く、当日になって金額が大きく上がることもあります。

品目と数をあらかじめ書き出しておくことで、こうしたずれを減らせます。

家電4品目を引き取ってもらえると思っていたが、当日に断られることもあります。

粗大ごみと家電リサイクルは別の手続きだと知らないまま申し込むと、こうした行き違いが起こります。

退去日の直前に業者へ連絡しようとしたが、予約が埋まっていて間に合わなかった、ということも少なくありません。早めの確認が、こうした事態を避ける基本になります。

業者を呼ぶ前に確認する6項目

不用品回収業者に連絡する前に、次の6つを確かめておくと、当日の行き違いを減らせます。

□ 処分したい品目と数を書き出したか

□ 家電4品目が含まれていないか確認したか

□ 一般廃棄物収集運搬業の許可を確認したか

□ 現地を見てもらう約束をしたか

□ 見積もりを書面でもらう約束をしたか

□ 賃貸の場合、管理会社への連絡を済ませたか

この6項目を確認しておけば、当日になって金額や対応品目でつまずくことを大きく減らせます。

千葉市稲毛区の家電リサイクルのまとめ

□ テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは粗大ごみに出せず、家電リサイクル券が必要です

□ 家電リサイクル券の代金と運搬費は別にかかります

□ 家電以外の家具は、電話かインターネットで粗大ごみを申し込みます

□ 千葉市稲毛区の手数料は390円単位の4段階で決まっています

□ 業者に頼む場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可を必ず確認してください

量が少なく自分で運べる方は、粗大ごみや家電リサイクルの手続きをそのまま進めてください。

量が多く、退去日までの日数が足りない方は、許可のある業者への相談が現実的な選択になります。不用品回収業者選びのザ・ガードでは、千葉市稲毛区に対応する業者の許可の有無や作業範囲を比較できます。

見積もりを比べる際は、書面での提示があるかどうかも、あわせて確認してください。不用品回収業者選びのザ・ガード掲載の情報も、判断材料の一つとして役立てていただければと思います。

まだ使えるものが多い場合は、買い取りが付く業者を探すという方法もあります。その際は、古物商の許可を持っているかどうかも忘れずに確認してください。

よくある質問

千葉市稲毛区でテレビを処分したいのですが、粗大ごみに出せますか。

テレビは家電リサイクル法の対象品のため、粗大ごみには出せません。家電リサイクル券を用意し、指定引取場所への持ち込みか、購入店への引き取り依頼という方法になります。

冷蔵庫を処分したい場合、家電リサイクル券はどこで買えますか。

郵便局で家電リサイクル券に必要事項を記入し、料金を支払うことで発行されます。買い替えの場合は、購入店が手続きを代行してくれることもあります。

家電の運搬は自分でやらないといけませんか。

指定引取場所へ自分で持ち込む場合は、運搬も自分で行う必要があります。買い替え店舗に引き取りを依頼する場合は、運搬費が含まれることもあるため、店舗に確認してください。

量が多くて自分では運べません。どうすればよいですか。

量が多い場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた業者への相談が選択肢になります。千葉市の許可業者一覧で、依頼先が許可を受けているか確認してから連絡してください。

パソコンも一緒に処分できますか。

パソコンは家電4品目とは別の扱いです。稲毛区内の回収ボックスや、花見川・稲毛環境事業所での受け付けを利用できます。