可児市の一般廃棄物の許可業者とは|許可の意味と調べ方
引越しの荷造りを進めていたら、粗大ごみが思ったより多く出てきた。そんな経験をされた方は少なくないはずです。退去日が決まっている場合は、頭の中で日数を数え始めているかもしれませんね。
可児市には、家庭ごみを直接持ち込める処理施設がありません。集積場に出すか、市の許可を受けた業者へ依頼するか、どちらかを選ぶことになります。
この記事は、可児市で不用品の処分先に迷っている方、特に退去日や引越し日が近く時間に限りがある方に向けて書いています。自治体と業者のどちらが自分に合うか、費用がどう決まるか、許可のある業者をどう見分けるかを、順番に確認できるようにまとめました。
読み終えるころには、自分の状況にどちらの方法が合うか、判断できる状態になっているはずです。
この記事のポイントは?
この記事のポイント
□ 可児市には持ち込み処分の施設がなく、集積場か許可業者のどちらかを選びます
□ 粗大ごみは150cm×60cm×80cmを超える、または20kgを超えると集積場に出せません
□ 家電4品目は粗大ごみに出せず、家電リサイクル法の別手続きになります
□ 家庭ごみを有償で運ぶ業者には可児市の許可が必要で、産廃許可だけでは足りません
□ 退去日がある場合は、収集日から逆算して業者に切り替えるかを決めます
可児市の不用品処分でまず確認する
業者を探す前に、まず確かめておきたいことがあります。可児市では、集積場に出せる大きさかどうかで、選べる方法が変わってきます。
可児市の公表資料によると、大きさが150センチメートル×60センチメートル×80センチメートルを超える、または重さ20キログラムを超えるものは、集積場に出すことができません。
市の許可業者へ直接依頼する形になります。まず、処分したいものの品目と数を書き出してみてください。
量が分からないまま業者へ電話すると、当日に金額が変わることがあります。次に、家電4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)が含まれていないかを確認してください。
これらは粗大ごみには出せません。家電リサイクル法という別の制度の対象になります。
パソコンや小型家電も、粗大ごみとは別の回収経路があります。退去日が決まっている方は、ここで一度立ち止まってください。
自治体の収集が間に合うかどうかで、業者を選ぶ理由が生まれます。
自分でやってよいこと・業者に頼むことは?
量と状況によって、無理をしなくてよい範囲が見えてきます。
| 区分 | 状況 | 考え方 |
|---|---|---|
| 自分でやってよい | 数点・自分で運べる大きさ | 可児市の集積場への持ち出しで足ります |
| 自分でやってよい | まだ使えるもの | 買い取りが付く場合があります。買い取りには古物商の許可が別に必要です |
| 業者に頼む・注意する | 大型家具、階段作業がある | 無理に運ぶと壁や床を傷つけます。賃貸では修繕費になる場合があります |
| 業者に頼む・注意する | 「無料回収」をうたう車やチラシ | おすすめできません。積み込んだ後に高額請求される型が知られています |
| 業者に頼む・注意する | 許可の確認が取れない業者 | おすすめできません。不法投棄されると、出した側の責任が問われることがあります |
この表は、判断に迷ったときの目印として使ってください。特に「無料回収」という言葉には注意が必要です。
一般に、無料をうたう車や訪問での回収は、契約内容が曖昧なまま作業が進みやすいとされています。作業後に高額な料金を請求される、という相談が全国的に寄せられているとされています。
迷ったときは、まず可児市の集積場に出せるかどうかを確認するところから始めてください。
可児市の粗大ごみの申込方法と手数料は?
可児市では、他の自治体のような戸別収集や持ち込み処分は行われていません。可児市の公表資料によると、不燃物集積所に出すか、許可業者へ依頼するかの二択とされています。
出し方の手順
出し方の手順は、市指定の粗大ごみシール取扱店でシールを購入するところから始まります。1品目ごとに住所と氏名を記入したシールを貼り、収集日当日の朝8時までに不燃物集積所へ出す形です。
粗大ごみの収集は、月1回程度の収集日とされています。申込から収集までの日数には、この周期が関わってきます。
退去日が近い方は、この周期に間に合うかどうかを早めに確認してください。
サイズ超過の場合
可児市の公表資料によると、150cm×60cm×80cmを超える、または20kgを超えるものは集積場に出せません。こうしたものは、市の許可業者に直接依頼する必要があります。
品目や量によって料金が異なるとされています。なお、サイズを超えていても、スキー板・自転車・トタン板・物干し竿は回収の対象になります。
申込先と確認のコツ
申込先は可児市環境課とされています。電話番号は可児市の案内資料に0574-62-1111と記載されていますが、最新の受付方法や時間帯は可児市環境課へ直接確認するのが確実です。
電話で申し込む際は、品目・数・大きさをあらかじめメモしておくと話がスムーズです。
家電4品目とパソコン・小型家電の出し方は?
可児市の公表資料によると、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコンの4品目は、家電リサイクル法によって処分方法が決められています。これらは粗大ごみとしては出せません。
家電リサイクル券という仕組みを使い、指定の引取場所へ運ぶか、購入店・買い替え先の店舗に依頼する形になります。購入した店舗や、新しく買い替える店舗に相談すると、案内を受けられます。
パソコンの処分方法
パソコンについては、別の道が用意されています。可児市は、小型家電リサイクル法の認定事業者と協定を結んでいます。
可児市の公表資料によると、不用になったパソコンを自宅から宅配便で無料回収してもらえます。インターネットで申し込むと、最短翌日に自宅まで回収に来てもらえます。
小型家電回収ボックスの使い方
パソコン以外の小型家電も、専用の回収ボックスが用意されています。可児市の公表資料によると、平成26年から市役所・各地区センター・可児市エコドームに回収ボックスが設置されているとされています。
投入口は15cm×30cmで、この大きさに収まるものが対象です。タブレット端末やデジタルカメラ、ゲーム機なども、この回収ボックスで受け付けています。
エコドームでの持ち込み
持ち込みの資源ごみについては、可児市エコドームでも受け付けています。可児市の公表資料によると、エコドームの開場日は火曜・木曜の午前と、日曜の午前から午後にかけてとされています。
年末年始は休場となるため、退去日が年末年始に近い方は早めの確認をおすすめします。
可児市の一般廃棄物許可業者とは?
ここが、この記事でいちばん大切な部分です。家庭から出るごみを有償で運ぶには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が必要になります。
可児市の公表資料によると、家庭から出るごみは市が指定する出し方で出すか、市が許可した一般廃棄物収集運搬業者に依頼するよう案内されています。
産廃許可・古物商許可との違い
ここでいう「許可」は、産業廃棄物の許可とは別のものです。産業廃棄物収集運搬業の許可や、古物商の許可だけでは、家庭ごみを運ぶことはできません。
「産廃の許可があります」という説明だけで安心しないよう、注意してください。
許可業者の探し方
可児市の公表資料によると、集積場に出せない粗大ごみ等については、市の許可業者に依頼するよう案内されています。
可児市が発行する収集日程表には、畳やタイヤなど集積場に出せない品目について、収集運搬許可業者の名称と電話番号が具体的に記載されています。
依頼を検討する際は、この収集日程表に名前があるかどうかを、まず確かめてみてください。収集日程表に名前がない業者に依頼したい場合は、可児市環境課へ直接電話で問い合わせると、許可の有無を確認できます。
電話で確認する際は、業者名と、依頼したい品目を伝えるとスムーズです。
無許可業者をどう見分ける?
可児市の公表資料でも、「無許可」の不用品回収業者への注意喚起が公開されています。一般に、無許可の業者には、いくつか共通する特徴が見られるとされています。
無許可業者に見られやすい特徴を、チェックリストにまとめました。
□ 「無料回収」を大きく掲げている
□ 軽トラックなどで大音量のアナウンスをしながら地域を回っている
□ 空き地や駐車場を臨時の回収場所にしている
□ 会社の所在地や固定電話の番号がはっきりしない
□ 見積もりを口頭でしか伝えない
□ 許可番号を尋ねても答えがあいまいになる
1つでも当てはまる場合は、依頼を急がないほうが安心です。一般に、無許可業者へ依頼した不用品が不法投棄されると、出した側が問い合わせを受けることがあるとされています。
持ち主の情報が残っている家具や書類から、出した人へ連絡がいく、という事態も考えられます。許可の有無は、可児市環境課へ電話で確認できます。
業者名を伝えるだけで済みます。
可児市の費用の考え方は?
可児市の粗大ごみは、集積場に出せる大きさであれば、シールの購入費用だけで済みます。業者より安く済むことが多いですが、月1回程度という収集日の周期があります。
急がない方は、まず集積場に出せるかどうかを確認するとよいでしょう。一方、サイズや重量を超えるものは、可児市の公表資料によると、市の許可業者に直接依頼する必要があります。
この場合の料金は、品目や量によって異なるとされています。業者に払う具体的な金額は、量・間取り・搬出経路・作業人数・階数によって幅が出ます。
その幅が出る理由を整理しておきます。
| 幅が出る要因 | 内容 |
|---|---|
| 量 | 品目数が多いほど、搬出にかかる人手と時間が増えます |
| 階数・エレベーターの有無 | 階段作業が発生すると、追加料金の対象になりやすいです |
| 搬出経路 | 玄関から搬出できるか、共用廊下を通るかで手間が変わります |
| 駐車場所 | トラックを近くに停められない場合、運搬の手間が増えます |
この表にある要因が重なるほど、見積もりの金額が上がりやすくなります。現地を見てもらったうえで、書面で見積もりをもらうことが、あとから金額に驚かないための確実な方法です。
業者へ依頼する前に確認する6項目は?
可児市の許可業者だと分かったあとも、確認しておきたいことがあります。次の6項目は、電話1本で確認できるものばかりです。
□ 現地を見たうえで見積もりを出してもらえるか
□ 見積もりに運搬・階段作業・処分費が含まれているか
□ 追加料金が発生する条件(量の増加・駐車場所・エレベーターの有無)を聞いているか
□ 買い取りが付く場合、古物商の許可を持っているか
□ 作業日時の指定ができるか
□ 見積もりを書面でもらえるか
特に見積もりの範囲は、後から金額が変わりやすい部分です。運搬にかかる費用、階段作業にかかる費用、処分そのものにかかる費用が、それぞれ含まれているかを確認してください。
駐車場所が遠い、エレベーターが使えない、といった条件は、追加料金の対象になりやすいところです。その代わり、現地を見てもらったうえで、書面の見積もりを受け取ることをおすすめします。
不用品回収業者選びのザ・ガードでは、可児市に対応する業者の許可の有無や作業範囲を比較できます。
賃貸・持ち家で段取りはどう変わる?
退去が絡むかどうかで、進め方が大きく変わります。賃貸で退去がある場合は、退去日から逆算して考えます。
可児市の粗大ごみは月1回程度の収集のため、間に合わない可能性があります。間に合わない場合は、許可業者へ依頼することが選択肢になります。
鍵の返却日を過ぎると、部屋に入れなくなる点にも注意してください。
賃貸で住み続ける場合は、共用部分に物を置いて待つことができません。収集日の朝に、集積場へ出す形になります。
持ち家の戸建てであれば、敷地内に置いておけるため、日程の自由が利きやすくなります。
分譲マンションの場合は、大型のものを運び出す際に注意が必要です。養生や搬出経路について、管理組合や管理会社への事前連絡が求められることがあります。
「何日で終わる」とは一概にいえません。可児市の収集日と、業者への申込の混み具合によって変わるためです。
迷ったときは、可児市環境課、または依頼を検討している業者へ直接確認してください。
起きやすい失敗の例は?
「無料回収」の車を呼び止めて積み込ませると、作業後に高額な料金を請求されることがあります。電話で伝えた量より実際の量が多いと、当日に金額が大きく上がることがあります。
家電4品目を引き取ってもらえると思い込んでいると、当日に断られることがあります。退去日の直前に依頼しようとすると、予約が埋まっていて間に合わないことがあります。
見積もりを口頭で聞いただけで作業を始めさせると、金額が後から変わることがあります。これらはいずれも、事前の確認を一つ挟むことで避けられます。
品目と数を書き出すこと、書面で見積もりをもらうこと、この2つが特に効果的です。
可児市の消費生活相談窓口は?
不用品回収のトラブルに遭った、または遭いそうだと感じたときの相談先もあります。可児市の公表資料によると、消費者と事業者間のトラブルについて相談を受ける「消費生活センター」が設置されています。
架空請求や電話勧誘販売、クーリング・オフに関する相談も対象になっています。不用品回収の契約内容に不安を感じたときも、相談先の一つとして考えられます。
可児市消費生活センターは、国民生活センターが公開する全国の消費生活センター等の一覧にも登録されています。
すでに契約してしまい、金額に納得がいかない場合も、一人で抱え込まずに相談することをおすすめします。
不用品回収業者選びのザ・ガードでは、見積もりを比べる際の情報も参考にしていただけます。
可児市の一般廃棄物の許可業者のまとめ
可児市では、集積場に出せる大きさかどうかで、選べる方法が変わります。収まる場合は、粗大ごみシールを使って集積場に出す方法が、費用の面でも分かりやすい選択です。
収まらない場合や、家電4品目に該当する場合は、別の手続きや許可業者への依頼が必要になります。
業者へ依頼する際は、可児市の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けているかを、必ず確認してください。産業廃棄物の許可や古物商の許可だけでは、家庭ごみを運ぶことはできません。
退去日がある方は、可児市の収集日と申込の混み具合を早めに確認し、間に合わなければ業者を選ぶ形で段取りを組んでください。
迷ったときは、可児市環境課への電話、または許可を持つ業者への相談から始めてみてください。
よくある質問
可児市の粗大ごみは、電話とインターネットのどちらで申し込めますか。
可児市環境課への電話での申込が案内されています。インターネットでの申込方法については、可児市の公式サイトで最新情報を確認してください。
家電4品目はどこに相談すればよいですか。
購入した店舗や、買い替え先の店舗に相談すると案内を受けられます。指定引取場所の詳細は可児市環境課へ確認してください。
業者の許可の有無は、どこで確認できますか。
可児市環境課に業者名を伝えて問い合わせると、一般廃棄物収集運搬業の許可を受けているかを確認できます。
量が多く、自分では運べないときはどうすればよいですか。
可児市の許可業者へ相談する方法があります。現地を見てもらったうえで、書面の見積もりを受け取ることをおすすめします。
まだ使えるものは、買い取ってもらえますか。
買い取りが付く業者もありますが、買い取りには古物商の許可が別に必要です。許可の有無をあわせて確認してください。
