厚木市で粗大ごみを持ち込むには?搬入先・受付時間・必要なもの

引越しや片付けで出た家具や家電が部屋に残り、どこへ持っていけばよいか分からず困っていませんか。退去日が決まっている場合は、残された日数も気になるところですね。

厚木市では、粗大ごみを環境センターへ自分で持ち込む方法と、自宅まで収集に来てもらう方法の2通りがあります。

この記事のポイント

  • 厚木市の粗大ごみ持ち込み先は環境センターの1か所で、予約制です
  • 直接搬入は最大20点まで、受付は月〜土曜の日中に限られます
  • 持ち込み手数料は1点500円または1,000円で、現金・キャッシュレスどちらも使えます
  • テレビや冷蔵庫などの家電4品目は、環境センターへ持ち込めません
  • 自分で運べない量や大型家具がある場合は、許可の有無を確認してから業者を選びます

厚木市で粗大ごみを持ち込む前にまず確認すること

部屋に残った家具や家電を前に、何から手を付ければよいか迷う方は少なくないはずです。厚木市では、粗大ごみの持ち込みは厚木市環境センターの1か所に限られています。

厚木市の公表資料によると、持ち込みはインターネットまたは電話による予約制で、直接搬入は最大20点まで可能です。点数が多い引越しや片付けでは、1回で収まるかどうかを先に数えておく必要があります。

令和7年12月から、厚木市・愛川町・清川村の新しいごみ処理施設「あつあいクリーンセンター」が稼働していますが、こちらは事業系一般廃棄物のみを受け入れる施設です。家庭から出る粗大ごみは、これまでどおり厚木市環境センターへ持ち込む形になります。新しい施設ができたからと足を運んでも、家庭ごみは扱ってもらえないため注意してください。

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの家電4品目は、粗大ごみとして持ち込むことができません。家電リサイクル法の対象品にあたり、別の手続きが必要になります。パソコンと小型家電も、また別の回収経路を使います。

退去日が決まっている場合は、先に日数を数えてください。環境センターの受付日と自分の予定が合うかを確かめてから、持ち込みか収集かを選びましょう。

持ち込みと収集、厚木市ではどちらを選ぶ?

まず確認すべきことが分かったら、次は持ち込みと収集のどちらが自分に向くかを整理します。厚木市の戸別収集は、1回につき5点までで、収集時間帯の指定ができません。

一方、環境センターへの持ち込みは最大20点まで対応でき、来所する日を自分で選べます。点数が多い場合や、収集日を待てない事情がある場合は、持ち込みのほうが向いています。

ただし、車を持たない世帯や、大型家具を1人で運び出せない世帯もあるはずです。そうした場合は、持ち込みにこだわらず、戸別収集や許可を受けた業者への依頼を検討したほうが現実的です。

点数が多く、かつ急いでいるなら持ち込みが向きます。量を数え、期限を確かめてから、どちらを選ぶかを決めていきましょう。

持ち込む前に量と期限を整理する

持ち込みが向くと分かったら、次にやることは品目と点数を書き出す作業です。量を把握せずに来所すると、当日になって想定より手数料がかさむことがあります。

退去日が決まっている場合は、鍵の返却日から逆算してください。環境センターの予約が取れる日が、鍵を返す前日までに収まるかを確かめておく必要があります。

厚木市の直接搬入は最大20点までです。引越しや実家の片付けで点数が多い場合、1回では収まらず、複数回の来所や、戸別収集との併用が必要になることもあります。

点数を数え終えたら、持ち込みにするか収集にするかを決め、次の予約手続きへ進みましょう。

厚木市環境センターへの持ち込み手順は?

厚木市環境センターへの持ち込み手順

予約の方法とタイミングは?

量と期限の整理ができたら、具体的な予約手続きに入ります。厚木市の公表資料によると、持ち込みはインターネットまたは電話(厚木市環境センター 046-225-2790)で予約できます。

電話の受付時間は8時30分から17時15分までで、12時から13時の間と年末年始は受け付けていません。インターネットは24時間いつでも申込ができるため、日中に電話をかけにくい共働きの世帯でも予約しやすい方法です。

予約が取れたら、受付日と当日の持ち物を確認する段階に進みましょう。

受付時間と休館日はいつ?

予約が取れた後は、実際にいつ来所できるかを確認します。厚木市環境センターの持込受付時間は、月曜から土曜の8時30分から12時、13時から16時30分までです。

休館日は日曜のほか、3・4・12月を除く第1・3土曜も休みにあたります。週末しか動けない方は、持ち込みを予定する土曜が休館日に重ならないか、カレンダーで先に確かめておくと安心です。

受付時間を把握したら、当日忘れずに持っていくものを確認しましょう。

持ち込み時に必要な持ち物は?

厚木市粗大ごみインターネット受付によると、搬入は原則としてごみを出す本人が行い、市内在住を証明できる免許証などの提示が必要です。

本人以外が搬入する場合は、委任状とごみを出す人の身分証明書の控えが求められます。単身赴任中の方や、家族に代わって持ち込む方は、委任状を忘れると搬入できないため、事前に用意しておきましょう。

本人確認の準備ができたら、当日の支払い方法を確認しておきます。

持ち込み手数料はいくら?

手順が分かったところで、気になる費用を確認しましょう。厚木市の公表資料によると、持ち込みの手数料は収集と同額で、一辺の長さが50センチメートル以上の粗大ごみは1点500円です。

タンスや食器棚など、各辺の長さの合計(高さ・横幅・奥行の合計)が300センチメートル以上になる特定粗大ごみは、1点1,000円になります。ベッド枠やソファー、物置なども、サイズによってはこの特定粗大ごみにあたります。

支払いは現金のほか、クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club)やPayPayといったキャッシュレス決済にも対応しています。支払いは環境センターの駐車場内にある会計で行う形です。

点数とサイズをあらかじめ確認し、合計の手数料を見積もっておくと、当日の会計がスムーズになります。

家電4品目や小型家電はどう扱う?

手数料が分かったところで、家電の扱いについて整理しておきましょう。テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコンの家電4品目は、厚木市環境センターへの持ち込み対象外です。

これらは厚木市が紹介する協力家電小売店への相談、または指定引取場所への持ち込みで処分します。指定引取場所は家電をメーカーのリサイクルルートへ引き渡す施設で、環境センターとは異なる施設にあたります。持ち込みにはリサイクル券の準備や、食品・衣類などの残留物を取り除いておく手間が必要です。

小型家電は、公民館や市施設に設置された回収ボックスを利用できます。回収ボックスに入らない大きさの小型家電は、もえないごみとして出す方法もあります。パソコンはこの回収ボックスの対象外で、市の協力事業者への宅配回収、またはメーカーへの依頼という別の経路を使います。

家電4品目を環境センターへ持ち込もうとして当日断られることがないよう、先に処分先を分けて準備しておきましょう。

自分で運ぶか業者に頼むか、線引きは?

家電の扱いが分かったら、次は自分で運べるかどうかを判断します。数点で、自分の車や手で運べる大きさであれば、環境センターへの持ち込みで足ります。

一方、大型家具があったり階段を使う作業が必要だったりする場合は、無理に運ぶと壁や床を傷つけてしまいます。賃貸にお住まいの場合、そうした傷は退去時の修繕費になることがあります。

「無料回収」をうたう車やチラシ、許可の確認が取れない業者には注意が必要です。積み込んだ後に高額な料金を請求される型が知られています。また、無許可の業者に不用品を渡すと、回収されたものが適正に処理されないおそれがあり、不法投棄された場合は出した側も問われることがあります。

自分で運べないと判断したら、まずは業者の許可の有無を確認する流れに進みましょう。

自分で運べるものと業者に頼むものの比較

状況 向いている方法
数点で、自分の車や手で運べる大きさ 厚木市の環境センターへの持ち込み、または戸別収集
大型家具がある、または階段作業が必要 許可を受けた業者への依頼(無理に運ぶと壁や床を傷つけます)
「無料回収」をうたう車やチラシを見かけた 依頼を控える(高額請求につながる型があります)
許可の確認が取れない業者から連絡があった 依頼を控える(不法投棄の責任が問われることがあります)
まだ使えるものがある 買い取りを検討(古物商の許可が別に必要です)

この表のとおり、量が少なく自分で運べるなら自治体の仕組みで足ります。大型のものや、業者の身元がはっきりしない場合は、無理に進めず一度立ち止まることが大切です。表に挙げた「無料回収」や許可未確認の業者は、金額の安さに惹かれて依頼を決めないようにしましょう。

業者に依頼する際に確認したいことは?

自分で運べないと判断したら、業者を選ぶ段階に入ります。家庭から出る不用品を有償で運ぶには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。産業廃棄物の許可や古物商の許可だけでは、家庭から出るごみを運ぶことはできません。

「産廃許可あり」という表示だけで安心せず、一般廃棄物の収集運搬の許可を受けているかを別に確認しましょう。厚木市は、一般廃棄物収集運搬業者の一覧を公表しています。依頼を考えている業者がこの一覧に載っているかを調べる方法があります。

無許可の業者には、いくつか共通した特徴があります。無料をうたいながら大音量で地域を回って集める、空き地のような場所で回収する、会社の所在地や固定電話が分からないといった点です。こうした業者は避けたほうが安心です。

依頼する前には、現地を見てから見積もりを出してもらえるかを確認します。見積もりに運搬費・階段作業費・処分費のどこまでが含まれているかも、事前に書面で確かめておきましょう。量が増えた、駐車場所が遠い、エレベーターが使えないといった事情があると、当日に追加料金が発生することがあります。

まだ使えるものを買い取ってもらう場合は、その業者が古物商の許可を持っているかも確認対象です。作業日時を指定できるかどうかも、退去日が決まっている方には重要な確認事項になります。

賃貸と持ち家で段取りはどう変わる?

業者選びの確認事項が分かったら、住まいの形態による違いを押さえておきましょう。賃貸で退去を控えている場合は、退去日から逆算して動くことが前提になります。

厚木市の環境センターの収集や予約の日程が、退去日に間に合うかを先に確かめてください。間に合わなければ、業者を選ぶ理由になります。

鍵の返却日を過ぎると部屋に入れなくなるため、余裕を持った逆算が必要です。

賃貸に住み続ける場合は、共用部分に物を置いて収集を待つことはできません。収集日の朝に出す形を基本にしましょう。

持ち家の戸建てであれば、敷地内に置いておけるため、日程の自由が利きます。「何日で終わる」と決めつけず、自治体の収集日と申込の混み具合を確認しながら進めてください。

持ち込みで起こりやすいことは?

品目や点数を確認しないまま来所すると、当日に持ち込めない品目が見つかったり、20点の上限を超えて改めて来所が必要になったりすることがあります。

「無料回収」と聞いて積み込ませると、作業後に高額な料金を請求されることがあります。電話で伝えた量より当日の実際の量が多いと、金額が大きく上がることもあります。

退去日の直前になって業者へ依頼しようとすると、予約がすでに埋まっていて間に合わないことがあります。家電4品目を環境センターで引き取ってもらえると思い込み、当日になって持ち込みを断られることもあります。見積もりを口頭で聞いただけで作業を進めると、作業後に金額が変わることもあるため注意が必要です。

こうした状況を避けるためには、事前の確認を徹底することが欠かせません。

持ち込み前に確認する6項目

起こりやすい状況を踏まえ、来所前に確かめておきたい項目を整理しました。

□ 品目と点数をすべて書き出した

□ 厚木市環境センターへの予約(インターネットまたは電話)を済ませた

□ 持込受付時間(月〜土、休館日を除く)を確認した

□ 持込手数料の合計を見積もり、現金かキャッシュレスか支払い方法を決めた

□ 本人確認書類、または委任状と身分証明書の控えを用意した

□ 家電4品目や小型家電が混ざっていないか、持ち込み対象を確認した

これらが揃っていれば、当日の搬入はスムーズに進みます。揃っていない項目があれば、来所前に準備を済ませておきましょう。

困ったときの相談先は?

チェックリストを確認しても判断に迷うことがあるかもしれません。そうしたときは、厚木市消費生活センター(046-294-5800、平日9時30分から16時まで)が相談窓口になります。

厚木市の公表資料によると、県内でも無許可で不用品を回収し、高額な費用を請求していた業者が逮捕された事例が報告されています。一般に、無許可の業者には、会社の所在地や固定電話が分からない、見積書を出さないといった特徴が見られます。

厚木市の許可を受けた一般廃棄物処理業者が、トラックなどで宣伝しながら回収して回ることはないとされています。契約を決める前に、少しでも不安があれば相談窓口へ確認しておくと安心です。

相談先を把握したうえで、改めて持ち込みと業者依頼のどちらが自分に合うかを比較検討しましょう。

厚木市で粗大ごみを持ち込むためのまとめ

厚木市で粗大ごみを持ち込む先は、環境センターの1か所です。予約制で、直接搬入は最大20点まで、受付は月〜土曜の日中に限られます。

手数料は一辺50センチメートル以上で1点500円、特定粗大ごみで1点1,000円です。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの家電4品目は対象外で、別の処分先を用意する必要があります。

賃貸で退去を控えている方は、鍵の返却日から逆算し、環境センターの予約や収集の日程が間に合うかを先に確かめてください。間に合わない場合や、大型家具で自分では運べない場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた業者を選ぶことになります。

「無料回収」をうたう車や、許可の確認が取れない業者には依頼しないようにしましょう。判断に迷ったときは、厚木市消費生活センターへ相談することもできます。品目と点数を書き出すところから、今日の一歩を始めてみてください。

よくある質問

厚木市の環境センターへ予約なしで持ち込めますか。

予約が前提です。インターネットまたは電話(厚木市環境センター 046-225-2790)で、来所日を予約してから持ち込みます。

家族の代わりに持ち込むことはできますか。

本人以外が搬入する場合は、委任状とごみを出す人の身分証明書の控えが必要です。事前に用意しておきましょう。

持ち込みの点数が多いときはどうすればよいですか。

直接搬入は最大20点までです。点数が上限を超える場合は、複数回に分けて来所するか、戸別収集の併用、または許可を受けた業者への依頼を検討してください。量が多く自分では抱えきれないと感じたら、早めに相談することをおすすめします。

持ち込みの手数料はいくらですか。

一辺50センチメートル以上の粗大ごみは1点500円、各辺の合計が300センチメートル以上になる特定粗大ごみは1点1,000円です。現金のほか、クレジットカードやPayPayでも支払えます。

家電4品目も一緒に持ち込めますか。

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの家電4品目は、環境センターへの持ち込み対象外です。協力家電小売店への相談、または指定引取場所への持ち込みで処分してください。