テレビ・冷蔵庫は粗大ごみに出せない|ふじみ野市での処分の手順

引越しの荷造りをしていて、古いテレビや冷蔵庫をどう処分すればよいのか分からず、手が止まってしまう方は少なくないはずです。粗大ごみと同じ感覚で出そうとして、実は出せないと知り、焦ってしまうこともありますね。ふじみ野市で家電4品目の処分に困っている方に向けて、家電リサイクルの正しい出し方と依頼先の選び方を順に説明します。読み終えるころには、買い替えの有無や退去日までの日数に応じて、自分がどう動けばよいかが分かります。

この記事のポイント

  • テレビ・冷蔵庫は家電リサイクル法の対象で、ふじみ野市の粗大ごみでは回収されません
  • 買い替えがあるかどうかで、購入店への依頼と業者への依頼のどちらが向くかが変わります
  • 家庭ごみを有償で運ぶには、市が許可する一般廃棄物処理業者への依頼が必要です
  • 家電リサイクル券の料金は品目とメーカーで異なり、購入店や引取場所で確認します
  • 退去日が決まっている場合は、手続きに日数がかかる前提で早めに動きます

テレビ・冷蔵庫はなぜ粗大ごみに出せない?

引越しや買い替えで出たテレビや冷蔵庫を、ほかの家具と同じように粗大ごみへ出そうとして困っている方は多いです。ふじみ野市の公表資料によると、エアコン・洗濯機・衣類乾燥機・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫の家電4品目は家電リサイクル法に基づく処理が必要で、市では収集していません。

ふじみ野市は令和3年4月から有料粗大ごみの収集申込みを廃止していますが、これは粗大ごみの申込方法についての変更です。家電4品目は家電リサイクル法に基づく別の処理が必要なため、粗大ごみの出し方が変わっても収集されないままになります。

テレビ・冷蔵庫は粗大ごみの集積所へ出す前に、別の手続きが必要だと理解しておきましょう。

家電4品目の処分で今日まず確認すること

家電4品目は粗大ごみに出せないと分かると、次に何をすればよいか迷ってしまいますね。確認すべきことは、買い替えの予定があるか、購入店が決まっているか、退去日までの日数があるかの3点です。

この3点を先に整理すると、進め方が自然に決まります。買い替えがある場合は、新しい家電の購入店に古い家電の引き取りを依頼できることがあります。

買い替えがない場合は、市が許可する一般廃棄物処理業者への依頼が必要になります。どちらに当てはまるかを、まずご自身の状況で確かめてください。

退去日が決まっている方は、手続きに日数がかかることを前提に、早めの確認が欠かせません。日数の見当のつけ方は、このあとの段取りの節で詳しく説明します。

小型家電回収ボックスは使える?

市役所や図書館に設置されている回収ボックスを見て、テレビや冷蔵庫も入れられないかと考える方もいらっしゃいます。ふじみ野市の公表資料によると、小型家電回収ボックスの対象品目は携帯電話やデジタルカメラ、ポータブル音楽プレイヤーなどの小型品に限られます。

投入口に入らない大きさのものは、そもそも対象になりません。テレビ・冷蔵庫などの家電4品目と、パソコン本体は回収ボックスの対象外です。

回収ボックスで済ませられるのは、あくまで手のひらに収まる程度の小型家電です。家電4品目は、このあと説明する別の手順で処分する必要があります。

テレビ・冷蔵庫の処分で確認する手数料は?

家電4品目の処分には費用がかかると分かり、いくらになるのか気になっている方も多いはずです。家電リサイクル券の料金は品目やメーカーごとに異なり、公的資料の中に具体的な金額の一覧は見当たりませんでした。

料金は、購入店や家電リサイクル券センターの指定引取場所で確認する形になります。全国共通の制度のため、ふじみ野市だけの特別な金額があるわけではありません。

業者に収集運搬を依頼する場合の費用は、ふじみ野市が公表する金額の定めがなく、業者ごとに異なります。量・階数・搬出経路によって幅が出るため、まずはふじみ野市の環境課窓口や、市が公表する許可業者一覧で問い合わせ先を確かめ、現地を見てもらったうえで書面の見積もりを確認する手順が確実です。

自治体が公表している制度の部分は確認できる範囲で示し、業者側の費用は現地確認が前提だと理解しておくと、当日の金額に驚かずに済みます。

ふじみ野市で家電を回収できる業者の見分け方

費用の確認方法が分かると、次はどこに頼めば安心なのかという点が気になります。ふじみ野市の公表資料によると、家庭ごみの収集運搬を依頼する際は、市が許可する一般廃棄物処理業者に依頼する必要があります。

市への事前連絡は不要で、料金は業者ごとに異なるため、直接問い合わせる仕組みになっています。

家庭ごみを運べる許可と運べない許可の違い

許可という言葉は同じでも、中身はまったく異なります。一般廃棄物収集運搬業の許可だけが、家庭から出る家電や粗大ごみを運ぶことを認めています。

産業廃棄物収集運搬業の許可は、事業活動にともなって出る廃棄物を扱うためのものです。家庭から出るごみとは対象が別なので、この許可だけでは家電を運べません。「産廃許可あり」という表示だけを見て安心しないようにしてください。

古物商の許可は、中古品を売買するための許可です。まだ使える家電を買い取ってもらう場合には関係しますが、収集運搬そのものを認めるものではありません。

許可の有無を確認する具体的な方法

依頼しようとしている業者が、家庭ごみを運べる許可を持っているかどうかは、業者へ直接尋ねて確認します。

許可を受けた業者であれば、許可番号や許可証の写しを示すことに問題はありません。提示を渋る、話をそらすといった対応があれば、依頼を見合わせる判断材料になります。

無料をうたう車やチラシ、大音量で地域を回りながら集める業者には注意が必要とされています。会社名や所在地、固定の電話番号が分からない業者も、同様に避けたほうがよい特徴です。

無許可の業者に依頼すると、回収された家電が適正に処理されないおそれがあります。不法投棄が見つかった場合、出した側が問い合わせを受けることもあるため、許可の有無は依頼前に必ず確認してください。

自分でやってよいこと・やってはいけないこと

家電の運び出しを自分でやるかどうか、迷う方も多いはずです。状況ごとに、次の表で線引きを確認してください。

状況 対応
軽い小型家電を自分で運べる よい:指定の場所へ自分で持ち込める場合があります
テレビ・冷蔵庫など重量のあるものを自分で運ぶ いけない:運搬中の破損や怪我につながりやすく、無理に運ばないでください
無料回収をうたう車・チラシへ依頼する いけない:積み込んだ後に高額を請求される型があり、勧められません
許可の確認が取れない業者へ依頼する いけない:不法投棄されると、出した側が問われることがあります
まだ使える家電を買い取ってもらう よい:買い取りが付く場合がありますが、古物商の許可が別に必要です

表のとおり、自分で運べる範囲を超えるものや、許可のはっきりしない相手への依頼は避け、市が許可する一般廃棄物処理業者へ相談する形に切り替えてください。

業者へ依頼する前に確認する項目

許可の確認はできても、ほかに何を見ればよいのか分からない方もいらっしゃいますね。依頼前に確認しておきたい内容は、後の「依頼前に使うチェックリスト」にまとめています。現地を見てから見積もりを出してもらえるか、見積もりに運搬・階段作業・処分費が含まれているかを中心に、量が増えた場合や駐車場所・エレベーターの有無で追加料金が生じるかを具体的に伝えておきましょう。

家電の回収ルート別の比較表

家電の回収ルート別の比較表

どのルートで家電を処分するか、全体を見比べてから決めたい方のために、主な選択肢を表にまとめました。

回収ルート 手続きの手間 向く状況
購入店への依頼 買い替えと同時に引き取りを頼めることが多く、手間が少ない 買い替えの予定が決まっている場合
指定引取場所への持ち込み 自分で家電リサイクル券を用意し、運搬も自分で行う必要がある 買い替えがなく、運べる手段がある場合
市が許可する一般廃棄物処理業者への依頼 電話等で直接申し込み、収集運搬をまかせられる 自分で運べない、急いでいる場合

買い替えの予定がある方は、購入店への依頼がもっとも手間が少なく済みます。買い替えがない、または退去日までの日数が少ない方は、市が許可する業者への依頼を早めに検討してください。

退去までに家電を処分する段取りは?

退去日が決まっていて、家電の処分が間に合うか不安な方も多いはずです。賃貸で退去がある場合は、退去日から逆算して動く必要があります。

家電リサイクルの手続きには、購入店への連絡や業者への申し込みから実際の引き取りまで日数がかかります。日数の見通しは購入店や業者への確認が前提になるため、早めに連絡を入れてください。

賃貸で住み続ける場合は、共用部分に家電を置いて待つことはできません。収集や引き取りの日時に合わせて、その場で引き渡す形になります。

持ち家の戸建てであれば、敷地内に一時的に置いておける場合があり、日程の自由が利きやすくなります。

分譲マンションの場合は、大型の家電を運び出す際に、養生や搬出経路について管理組合や管理会社への事前連絡が必要になる場合があります。

鍵の返却日を過ぎると部屋に入れなくなります。家電の処分は、鍵の返却よりも前に終えておく必要があります。

依頼前に使うチェックリスト

□ 品目と台数を書き出した
□ 買い替えの予定があるか整理した
□ 購入店に引き取りを依頼できるか確認した
□ 市が許可する一般廃棄物処理業者かどうか確認した
□ 現地を見てから見積もりを出してもらえるか確認した
□ 見積もりに運搬・階段作業・処分費が含まれているか確認した
□ 量・駐車場所・エレベーターの有無による追加料金の条件を聞いた
□ 賃貸・分譲の場合、管理会社へ連絡した
□ 作業前に書面で見積もりをもらう約束をした

この項目を一つずつ確認しておくと、当日になって慌てることが少なくなります。特に許可の確認と、管理会社への連絡は、忘れがちな項目なので先に済ませておきましょう。

家電処分で起きやすい型

段取りを整えていても、当日に困ることが起こり得ます。無料回収をうたう車に積み込ませると、作業後に高額な料金を請求されることがあります。

電話で伝えた量より実際の量が多いと、当日になって金額が大きく変わることもあるため、品目と台数は依頼前に正確に伝えておく必要があります。

許可を持たない相手に依頼すると、家電4品目を引き取ってもらえると思っていても、当日になって断られることがあります。依頼する前に、相手が市の許可を持つ業者かどうかを確かめておくことが欠かせません。

退去日の直前に依頼しようとすると、予約が埋まっていて間に合わない可能性があります。見積もりを口頭で聞いただけで作業を始めてしまうと、後から金額が変わることもあります。これらはいずれも、事前の確認を一つ飛ばしたときに起こりやすい形です。

ふじみ野市の家電リサイクルのまとめ

テレビ・冷蔵庫をはじめとする家電4品目は、粗大ごみには出せず、家電リサイクル法の対象として扱われます。購入店への依頼か、市が許可する一般廃棄物処理業者への依頼のいずれかで進める必要があります。

賃貸で退去がある方は、鍵の返却日から逆算して早めに動いてください。持ち家であれば日程に余裕が持てる場合がありますが、分譲マンションの場合は管理組合への事前連絡を忘れないようにしましょう。

依頼先を選ぶ際は、一般廃棄物処理業の許可があるかどうかを必ず確認してください。無料をうたう車やチラシ、所在地の分からない業者は避けるのが安心です。

まずは品目と台数を整理し、買い替えの有無から確認を始めてみましょう。

よくある質問

家電リサイクル券はどこで買えますか。

家電を購入した店舗や、指定引取場所の窓口で案内を受けられます。料金は品目とメーカーによって異なるため、その場で確認してください。

買い替えをしない場合でも引き取ってもらえますか。

購入店に依頼できない場合でも、市が許可する一般廃棄物処理業者へ依頼すれば収集運搬を頼めます。料金は業者ごとに異なるため、事前に問い合わせてください。

テレビや冷蔵庫以外に、まとめて大量の不用品が出ています。どうすればよいですか。

家電4品目以外の家具や日用品は、粗大ごみの手続きで出せる場合があります。量が多く自分で運べない場合は、市が許可する一般廃棄物処理業者へまとめて相談すると、段取りを一本化できます。

家電の引き取りと粗大ごみの収集を、同じ業者に頼めますか。

一般廃棄物処理業の許可を持つ業者であれば、家電と粗大ごみの両方に対応できる場合があります。依頼の際に、扱える品目を確認してください。

無許可の業者だと後から分かった場合、どうすればよいですか。

依頼前であれば、別の許可業者を探してください。既に依頼してしまった場合は、消費生活センターなどの相談窓口へ早めに連絡することをおすすめします。