行田市で粗大ごみを持ち込むには?搬入先・受付時間・必要なもの

引越しや実家の片付けで、大量の不用品を前に手が止まってしまう。そんな状況の方も多いはずです。

退去日が決まっていると、なおさら気持ちが焦りますね。まずは落ち着いて、自治体の粗大ごみで出せるものと、業者に頼むべきものを分けるところから始めましょう。

行田市で粗大ごみの持ち込み先に迷っている方に向けて、この先を説明します。持ち込み先の受付時間や手数料、集積所へ出す場合との違い、家電4品目の扱いをまとめました。

業者に頼む場合の判断基準や、無許可業者の見分け方も含めて説明します。読み終えるころには、どこへ何を出せばよいかが見えてくるはずです。

この記事のポイント

□ 行田市の不用品は、月1回の地区収集か施設への持ち込みになります

□ 持ち込み先は小針クリーンセンターと行田市粗大ごみ処理場の2か所です

□ 家電4品目は粗大ごみに出せません

□ 業者に頼むには行田市の許可が必要です

□ 無料回収業者には行田市も注意を呼びかけています

行田市で不用品を処分する前にまず確認する3つのこと

行田市には、粗大ごみを自宅まで取りに来てもらう戸別収集がありません。地区(衛生協力会)ごとに決まった集積所へ、収集日に出す方式です。

行田市の公表資料によると、収集日は月1回です。住んでいる地区の収集日は「ごみ分別マニュアル」で確認できます。

収集日の午前8時30分までに集積所へ出す必要があります。この時間を過ぎると、次の収集日まで待つことになります。

まず確認するのは、次の3点です。

□ 品目と数を書き出したか

□ 収集日はいつか(自分の地区の集積所を確認したか)

□ 家電4品目が含まれていないか

一般に、量を数えないまま業者へ電話すると、当日に金額が変わることがあるとされています。先に品目と数を書き出しておくと、話がスムーズです。

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの家電4品目は、粗大ごみとして出せません。家電リサイクル法という別の制度の対象になるためです。

パソコンや小型家電は、これらとは別の回収経路がある場合があります。詳しくは環境課への確認が確実です。

退去日が決まっている場合は、ここで一度日数を数えておくと安心です。月1回の収集日に間に合わなければ、自治体ではなく業者を選ぶ理由になります。

大型家具や階段作業がある場合の考え方

大型家具や階段作業がある場合の考え方

すべてを自分で運ぶ必要はありません。無理をすると、かえって費用がかさむこともあります。

状況 自分で対応してよいか 業者に任せたほうがよいか
数点で、自分で運べる大きさ ○ 自治体の粗大ごみで足ります
大型家具や、階段作業がある △ 壁や床を傷つけるおそれがあります ○ 賃貸では修繕費になることがあります
「無料回収」をうたう車やチラシ × おすすめできません × 積み込んだ後に高額を請求される型があります
許可の確認が取れない業者 × おすすめできません × 不法投棄されると出した側も問われることがあります
まだ使えるもの △ 買い取りが付くことがあります ○ 古物商の許可を持つ業者に相談します

この表のとおり、量が少なければ自治体、量や作業の負担が大きければ業者という分け方が基本です。

「無料」という言葉には慎重になってください。行田市も、無料回収をうたう業者への注意を呼びかけています。

タンスやソファのような大型家具は、1人で運ぶと壁や床を傷つけやすいです。賃貸住宅では、傷が退去時の修繕費として請求されることがあります。

階段しかない部屋や、エレベーターが使えない建物では、なおさら注意が必要です。搬出の途中で家具をぶつけると、共用部分の壁も傷みます。

分譲マンションでは、共用部分の傷が管理組合とのトラブルにつながることもあります。こうした場合は、業者に運搬を任せる選択肢を検討してください。

作業人数と養生の有無を、依頼前に確認しておくと安心です。

行田市の粗大ごみの持ち込み申込方法と手数料は?

集積所への出し方と収集日の確認方法

行田市は粗大ごみの戸別収集を実施していません。各地区の衛生協力会が定めた集積所へ、指定日時までに出す方式です。

行田市の公表資料によると、収集日は月1回です。地区ごとの集積所と収集日は「ごみ分別マニュアル」で確認できます。

収集日の当日、午前8時30分までに出す必要があります。この時間を過ぎると収集されません。

品目ごとの処理手数料の具体的な金額は、公式サイトの案内内では見当たりません。手数料の詳細は、行田市の「ごみ分別マニュアル」または環境課で確認するのが確実です。

小針クリーンセンターと行田市粗大ごみ処理場への持ち込み

自分で運べる方には、粗大ごみを施設へ持ち込むという方法もあります。行田市の公表資料によると、持ち込み先は小針クリーンセンターと行田市粗大ごみ処理場の2施設とされています。

施設名 所在地・連絡先 受付時間の目安
小針クリーンセンター 行田市小針856番地/電話048-559-3641 平日午前8時30分〜正午、午後1時〜午後4時
行田市粗大ごみ処理場 行田市小針800番地/電話048-559-0278 平日午前8時30分〜正午、午後1時〜午後4時30分

受付時間は祝日・年末年始を除く平日のみとされています。訪問前に電話で確認しておくと安心です。

持ち込みの際は、集積所に出す場合と同じように分別しておきます。市民であることを証明できるもの、たとえば運転免許証の持参が必要とされています。

業者に払う費用は、行田市が定めているものではありません。量・間取り・搬出経路・作業人数・階数によって幅が出ます。

金額を知りたい場合は、現地を見てもらったうえで、書面での見積もりを受け取ってください。階段作業や駐車場所の有無、エレベーターが使えるかどうかも、あらかじめ伝えておくと安心です。

家電4品目と小型家電はどう処分する?

家電4品目の引き取り方法

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの家電4品目は、行田市の収集では処分できません。家電リサイクル法という国の制度の対象品目だからです。

行田市の公表資料によると、これらの品目は購入した販売店に引き取りを依頼するか、買い替え時に引き取りを依頼する必要があります。この場合、リサイクル料金が別途かかります。

料金は一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターで確認できます。購入店が分からない場合や、店舗での引き取りが難しい場合は、郵便局や大型スーパーで家電リサイクル券を購入し、指定引取場所へ持ち込む方法もあります。

市の許可を持つ収集運搬業者に引き取りを依頼することもできます。この場合は、リサイクル料金に加えて収集運搬費がかかります。

家電4品目以外の家電の扱いは?

家電4品目に含まれない家電製品は、粗大ごみとして集積所に出せます。行田市の公表資料によると、大きいものは行田市粗大ごみ処理場へ直接持ち込むことができるとされています。

パソコンと小型家電の回収経路は?

パソコンと小型家電は、家電4品目とも一般的な粗大ごみとも異なる回収経路がある場合があります。回収拠点の詳細は、環境課や行田市の公式案内で確認するのが確実です。

不明な点をそのままにせず、処分前に問い合わせておくと、当日の手間が減ります。

不用品回収業者に依頼する前に確認する項目

業者を利用する場合、確認すべき点があります。

□ 行田市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているか

□ 産業廃棄物の許可や古物商の許可だけで営業していないか

□ 現地を見たうえで見積もりを出してもらえるか

□ 見積もりに何が含まれ、何が含まれていないか書面で分かるか

□ 追加料金が発生する条件を事前に説明してもらえるか

行田市の許可の確認方法

家庭から出る不用品を有償で運ぶには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が要ります。行田市の公表資料によると、許可を受けた業者の一覧は「一般廃棄物(収集・運搬)許可業者一覧」として市の公式サイトで公表されています。

一覧には業者名・法人番号・所在地・電話番号が記載されています。行田市内に所在地を持つ業者だけでなく、周辺自治体に所在地を持つ業者も含まれています。所在地ではなく、行田市の許可を受けているかどうかを確認してください。

行田市の公表資料によると、窓口は環境課とされています。電話番号は048-556-9530です。一覧に名前がない業者から勧誘を受けた場合は、契約前に環境課へ確認することをおすすめします。

ここで注意したいのは、産業廃棄物の許可や古物商の許可だけでは、家庭ごみを運べないという点です。「産廃許可あり」という表示だけを見て安心しないでください。家庭ごみの許可とは別のものです。

見積もりで確認すべきこと

見積もりは、電話やチラシの金額だけで決めず、現地を見てもらってから受け取ることをおすすめします。運搬費・処分費・階段作業の費用が、見積もりに含まれているかどうかも確認してください。

量や搬出経路の条件によっては、追加料金が発生することもあります。まだ使えるものを買い取ってもらいたい場合は、その業者が古物商の許可を持っているかも確認します。

回収と買い取りは、別の許可が必要になる場合があるためです。

無許可業者の見分け方は?

一般に、次のような特徴が見られる業者には注意が必要とされています。

□ 「無料回収」を大きくうたっている

□ 住宅街を車で回りながら不特定多数から回収している

□ 会社の所在地や固定電話が分からない、ホームページの情報が乏しい

□ 契約を急がせる、その場での即決を迫る

行田市は「不用家電の無料回収をうたう業者に関して」という注意喚起を公表しています。市内各地で、無料回収をうたう業者がチラシをポスティングしていると案内しています。

行田市は、廃棄物を無許可の業者に引き渡すと適正な処理が確認できないため、利用しないよう呼びかけています。不法投棄されると、出した側の責任が問われることがあります。

安さや手軽さだけで選ばず、許可の有無を先に確かめてください。見積もりの相談は、不用品回収業者選びのザ・ガードでも比較の材料として活用できます。

行田市で粗大ごみを持ち込む費用の幅はなぜ出る?

行田市が公表している持ち込みの手数料

行田市の公表資料によると、事業系ごみの直接搬入手数料は10キログラムあたり150円とされています。平成29年7月の改定によるもので、それ以前は10キログラムあたり120円でした。

区分 単価 備考
事業系ごみ(現行) 10kgあたり150円 平成29年7月1日改定。事業者向けの区分です
事業系ごみ(改定前) 10kgあたり120円 平成29年6月30日まで
家庭ごみの持ち込み単価 公表資料では確認できず 環境課への確認が必要

この150円という単価は事業者向けの区分であり、家庭ごみを持ち込む場合の参考にはなりません。品目ごとの正確な手数料は、行田市の「ごみ分別マニュアル」または環境課(電話048-556-9530)で確認できます。持ち込む前に、品目と重さのおおよそを伝えて確かめておくと、当日の戸惑いを減らせます。

幅が出る4つの要因

業者に払う金額は、行田市が定めているものではありません。金額に幅が出る理由は、主に次の4つです。

幅が出る要因 内容
品目数や大きさによって、運搬車両の大きさや人数が変わります
階数・階段作業 エレベーターがない建物では、搬出に人手と時間がかかります
搬出経路 駐車場所から玄関までの距離や、道幅によって作業のしやすさが変わります
作業人数 大型家具が多いほど、必要な作業人数が増えます

この表のとおり、同じ量でも建物の条件によって作業の負担が変わります。電話だけで金額を確定させず、現地を見てもらってから見積もりを受け取ってください。

行田市へ自分で持ち込む場合と、業者に依頼する場合とでは、費用の決まり方が違います。持ち込みは重さで決まり、業者への依頼は量と作業条件で決まると考えると分かりやすいです。

賃貸・持ち家で段取りはどう変わる?

住まいの形態 段取りの考え方
賃貸(退去あり) 退去日から逆算します。自治体の収集が間に合うかを先に確かめます
賃貸(住み続ける) 共用部分に物を置いて待つことはできません。収集日の朝に出します
持ち家(戸建て) 敷地内に置いておけるため、日程の自由が利きます
分譲マンション 搬出経路や養生について、管理組合や管理会社への事前連絡が要ることがあります

退去日が近い場合は、まず行田市の収集日を確認してください。次の収集日が退去日に間に合わなければ、業者を選ぶ理由になります。

鍵の返却日を過ぎると部屋に入れなくなります。その前に不用品を出し切る必要があります。

「◯日で終わります」と言い切ることはできません。収集日の指定や、業者の予約状況によって変わるためです。早めに行田市の環境課や、依頼予定の業者へ確認することをおすすめします。

起きやすい失敗にはどんなものがある?

一般的に起こりうる例として、次のような型があります。

「無料回収」と聞いて積み込ませると、作業後に高額を請求されることがあります。その場で断っても、既に積み込んだ荷物を理由に支払いを求められる型です。

無許可の業者に不用品を渡すと、不法投棄され、出した側が後日問い合わせを受けることがあります。

電話で伝えた量より実際の量が多いと、当日になって金額が大きく上がることがあります。事前に品目と数を書き出しておくと、この食い違いを防げます。

家電4品目を引き取ってもらえると思っていたら、当日に断られることもあります。粗大ごみと家電リサイクル法の対象品目は、別の扱いだと知っておく必要があります。

退去日の直前に依頼しようとして、予約が埋まっていて間に合わないこともあります。期限がある方ほど、早めの確認が安心につながります。

業者を呼ぶ前に確認するチェックリスト

依頼の前に、次の項目を確認してください。

□ 品目と数を書き出した

□ 家電4品目が含まれていないか確認した

□ 行田市の許可を受けた業者かどうか確認した

□ 賃貸・分譲の場合、管理会社や管理組合へ連絡した

□ 現地を見てもらったうえで見積もりを依頼した

□ 見積もりに何が含まれるか、書面で確認した

□ 追加料金が発生する条件を確認した

不用品回収業者選びのザ・ガードでは、行田市に対応する業者の許可の有無や作業範囲を比較できます。依頼前の確認に役立ててください。

行田市の不用品処分に関するよくある質問

Q. 行田市の粗大ごみは、自宅まで取りに来てもらえますか。

A. いいえ。行田市は戸別収集を実施していません。地区の集積所へ、収集日に出すか、施設へ持ち込む方法になります。

Q. 粗大ごみの持ち込みはどこへ行けばよいですか。

A. 小針クリーンセンターまたは行田市粗大ごみ処理場です。どちらも行田市小針にあり、平日の受付時間内に持ち込めるとされています。

Q. 家電4品目は行田市の施設に持ち込めますか。

A. いいえ。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは家電リサイクル法の対象で、粗大ごみ処理場では扱えません。購入店や指定引取場所への持ち込みが必要です。

Q. 業者に頼むといくらかかりますか。

A. 行田市が業者の料金を定めているわけではないため、金額を断定してお伝えすることはできません。量・階数・搬出経路によって幅が出ますので、現地を見てもらったうえで書面の見積もりを受け取ってください。

Q. 量が多くて自分では運びきれない場合はどうすればよいですか。

A. 行田市の許可を受けた収集運搬業者に相談する方法があります。契約前に、行田市環境課(電話048-556-9530)や許可業者一覧で許可の有無を確認しておくと安心です。トラブルに発展した場合は、行田市消費生活センターにも相談できます。

行田市の粗大ごみ持ち込みのまとめ

行田市の粗大ごみは、地区の集積所へ収集日に出すか、施設へ持ち込むかのどちらかです。持ち込み先は小針クリーンセンターと行田市粗大ごみ処理場の2か所になります。

家電4品目は粗大ごみに出せません。購入店への依頼や指定引取場所への持ち込みが必要です。

業者に依頼する場合は、行田市の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けているかを必ず確認してください。無料回収をうたう業者や、所在地の分からない業者には注意が必要です。

退去日が近い方は、まず収集日を確認してください。間に合わなければ、許可業者への依頼を検討してください。

迷ったときは、行田市の環境課、または消費生活に関するトラブルであれば行田市消費生活センターへ相談する方法もあります。