予約が要る場合がある|川越市へ持ち込む前に確かめる4点
引越しの荷造りをしていたら、思いのほか不用品が出てきた。そんな状況で、この記事にたどり着いた方も多いはずです。退去日が決まっていると、なおさら気持ちが焦りますね。ただ、慌てて業者へ電話する前に、確かめておきたいことがあります。
川越市には、自分で施設へ持ち込める場所があります。自治体の粗大ごみと、持ち込みと、業者への依頼では、費用も日数も変わります。
読み終えたときには、どの方法が自分に向くか、判断できる状態になっているはずです。
この記事のポイントは?
この記事のポイント
□ 川越市の粗大ごみは持ち込みなら10kgにつき50円、40kg以下は無料です
□ 家電4品目は粗大ごみに出せません。リサイクル券を使う別の手続きになります
□ 持ち込みは川越市在住の方に限られ、事前予約は不要です
□ 業者に頼む場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可があるかを先に確認します
□ 退去日がある場合は、日数を先に数えてから方法を選びます
川越市で不用品を処分する前にまず確かめる
業者へ連絡する前に、確かめておきたいことが4つあります。
1つ目は、急ぐかどうかです。川越市の粗大ごみ収集は、申込から収集まで日数がかかります。
2つ目は、品目と数です。量が分からないまま電話すると、当日に金額が変わることがあります。
3つ目は、家電4品目が混ざっていないかです。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは、粗大ごみに出せません。
4つ目は、パソコンや小型家電が混ざっていないかです。これらも、粗大ごみとは別の回収経路になります。
川越市の粗大ごみ収集は、環境プラザ「つばさ館」の電話049-239-5056で受け付けています。
受付時間は平日午前8時30分から午後5時15分までです。インターネットでの申込みはできず、電話のみとなっています。
退去日が決まっている場合は、先に日数を数えてください。自治体の収集が間に合わなければ、それが業者を選ぶ理由になります。
川越市の粗大ごみと持ち込み、どちらが向く?

川越市には、粗大ごみの戸別収集と、施設への持ち込みという2つの方法があります。どちらを選ぶかは、量と急ぎ具合で変わります。
| 比較項目 | 戸別収集 | 施設への持ち込み |
|---|---|---|
| 予約 | 電話で必要(1回5点まで) | 不要 |
| 収集までの日数 | 時期により変動あり | 受付時間内ならその日に完結 |
| 費用の目安 | 収集料金は品目により異なる | 10kgにつき50円 |
| 運ぶ手間 | 自宅前に出すだけ | 自分で施設まで運ぶ必要あり |
戸別収集は、電話で予約し、自宅前まで取りに来てもらう方法です。6点以上はまとめて予約できません。
持ち込みは、自分で施設へ運ぶ方法です。川越市には、東清掃センターと資源化センターという2つの清掃施設があります。
資源化センターでは、可燃ごみ・不燃ごみなどの自己搬入を受け付けています。持ち込みの受付時間は、平日午前8時40分から11時50分、午後0時45分から4時までです。
持ち込みは事前予約が不要で、車があり当日中に片づけたい方に向いている場合があります。戸別収集は、大型のものを運び出す手段がない方に向いている場合があります。
川越市の粗大ごみ、自分で持ち込める?
川越市の資源化センターへは、自分で不用品を持ち込めます。搬入時には、住所が確認できる身分証の提示を求められる場合があります。
持ち込みの手数料は、10kgにつき50円です。1回の搬入量が40kg以下であれば、無料になります。
たとえば50kgを持ち込んだ場合、手数料は250円です。
持ち込みできるのは、川越市在住の方に限られます。川越市以外に住んでいる方は、この施設での処分はできません。
最大辺の長さが50センチ以上のものは、粗大ごみとして扱われます。小さなものは、通常のごみとして出せる場合があります。
迷う場合は、資源化センターへ電話で確認してから運ぶと、二度手間になりません。
自分でやってよいこと・やってはいけないこと
不用品の量と作業の内容によって、自分でできることと、無理をしないほうがよいことが分かれます。
| できる作業 | できない・避けるべき作業 |
|---|---|
| 数点で、自分で運べる大きさのもの | 大型家具や、階段を使う搬出 |
| 川越市の粗大ごみ、または持ち込みで足りるもの | 無理に運ぶと、壁や床を傷つけることがあります |
| まだ使えるもので、買い取りに出せるもの | 買い取りには古物商の許可が別に必要です |
階段作業や大型家具の搬出は、床や壁を傷つけやすい作業です。賃貸にお住まいの場合、退去時の修繕費につながることもあります。
自分で運べないと感じたら、無理をせず、次に説明する許可業者への依頼を検討してください。
無許可業者に見られる特徴
自分で運べないときの依頼先を探す際は、業者選びにも注意が必要です。
一般に、次のような特徴がある業者には注意が必要とされています。
□ 「無料回収」を大きくうたっている
□ 拡声器を鳴らしながらトラックで回っている
□ 空き地や駐車場を使って、その場で回収している
□ 会社名や所在地、固定電話の番号が分からない
□ 見積もりを口頭でしか出さない
川越市は公式サイトで、「無許可」の不用品回収業者を利用しないよう呼びかけています。不用品をまとめて処分する場合は、川越市一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者へ依頼するよう案内されています。
無許可の業者に不用品を渡すと、不法投棄につながる場合があります。その場合、出した側の責任が問われることもあります。
「無料」という言葉が付いた回収は、あとから請求される型が知られています。利用はおすすめしません。
家電4品目とパソコンはどう処分する?
テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)・エアコンの4品目は、家電リサイクル法の対象です。川越市のごみ処理施設では処分できません。
処分の方法は2通りあります。1つは、購入した小売店に引き取りを依頼する方法です。
もう1つは、郵便局で家電リサイクル券を購入し、指定引取場所へ自分で持ち込む方法です。
川越市公式の「ごみ品目マニュアル(家庭ごみ)」では、家電リサイクル法対象機器について、関連情報を確認するよう案内されています。
パソコンと小型家電についても、粗大ごみとは別の回収経路になります。川越市では、家電4品目とパソコンは、市が収集も処理もしない扱いとされています。
まだ使えるテレビや洗濯機であれば、買い取りという選択肢もあります。ただし、買い取りには古物商の許可が別に必要です。
川越市の粗大ごみ手数料はいくら?
費用の話をする前に、まず川越市が公表している手数料を確認しておきましょう。
持ち込みの場合、手数料は10kgにつき50円です。1回の搬入が40kg以下であれば無料になります。
戸別収集の場合、収集料金は品目ごとに設定されています。収集時に品目を確認したうえで、後日納付書で支払う方式になったとする情報があります。
川越市では、生活保護を受けている場合などに、処理手数料の減免制度があるとする情報もあります。ただし制度の有無について情報が分かれているため、利用を考える方は「つばさ館」へ確認してください。
ここまでが、川越市が公表している自治体側の手数料です。
業者へ依頼する費用は、量・間取り・搬出経路・作業人数、そして階段の有無で大きく変わります。同じ「タンス1竿」でも、2階からの搬出と1階からの搬出では、必要な人数が変わります。
正確な金額を知りたい場合は、電話やメールだけで決めず、現地を見てもらったうえで、書面の見積もりを受け取ってください。
見積もりには、運搬費・階段作業費・処分費のどこまでが含まれているかを、必ず確認しましょう。
川越市で許可のある業者をどう見分ける?
家庭から出る不用品を、有償で運んでもらう場合には注意点があります。運搬業者には、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。
川越市は、「川越市一般廃棄物収集運搬業許可業者」の一覧をウェブページで公表しています。依頼を考えている業者が、この一覧に載っているかを確認できます。
一覧の中では、取扱品目ごとに区分がされています。引越しなどで家庭から一時的に多量に出るごみを扱う区分と、家電4品目を扱う区分は、それぞれ別に示されています。
ここで注意したいのは、「産業廃棄物の許可」だけでは足りないという点です。一般家庭からの不用品は一般廃棄物にあたり、産業廃棄物の許可を持つ業者では扱えません。
同じように、古物商の許可も、買い取りのための許可であって、運搬のための許可ではありません。「許可あり」という表示を見たときは、どの許可なのかを確かめる必要があります。
料金や依頼内容の詳細については、各許可業者へ直接問い合わせるよう、川越市の案内でも示されています。不明な点は、川越市の資源循環推進課へ確認することもできます。
業者選びで確認する項目
依頼先を決める前に、次の項目を確認しておくと安心です。
□ 川越市の許可業者一覧に、業者名が載っているか
□ 現地を見たうえで、見積もりを出してもらえるか
□ 見積もりに、運搬・階段作業・処分費のどこまでが含まれているか
□ 追加料金が発生する条件(量の増加・駐車場所・エレベーターの有無)
□ 買い取りがある場合、古物商の許可を持っているか
□ 作業日時の指定ができるか
追加料金は、当日に量が増えた場合や、駐車場所が離れている場合、エレベーターが使えず階段作業になった場合などに発生しやすい項目です。契約前に、どの条件で追加が発生するかを確認しておきましょう。
賃貸と持ち家で段取りはどう変わる?
不用品の処分は、住まいの形によって段取りが変わります。
| 住まいの形 | 段取りのポイント |
|---|---|
| 賃貸(退去あり) | 退去日から逆算します。収集が間に合わなければ業者を選びます |
| 賃貸(住み続ける) | 共用部分に物を置けません。収集日の朝に出す形になります |
| 持ち家(戸建て) | 敷地内に置いておけるため、日程の自由が利きます |
| 分譲マンション | 搬出経路や養生について、管理組合への事前連絡が要ることがあります |
賃貸で退去が絡む場合、まず自治体の収集が間に合うかを確かめてください。鍵の返却日を過ぎると、部屋に入れなくなります。
川越市の粗大ごみは、申込から収集まで日数がかかる場合があります。退去日までに余裕がないときは、持ち込みや業者への依頼が現実的な選択肢になります。
「◯日で終わります」とは言い切れません。収集日の空き状況によって変わるため、まずは「つばさ館」へ電話で確認することをおすすめします。
起きやすい失敗の例
不用品の処分では、次のような型で困る方がいます。
「無料回収」と聞いて呼んだところ、積み込んだ後に高額を請求されることがあります。断ろうとしても、その場で強い態度に出られ、支払ってしまう方もいます。
無許可の業者に家具を渡したところ、不法投棄され、後日、出した側に問い合わせが来ることもあります。
電話で伝えた量より当日の量が多く、その場で金額が大きく上がることもあります。事前に品目と数を書き出しておくと、この食い違いを防げます。
家電4品目を引き取ってもらえると思っていたが、当日に断られることもあります。テレビや冷蔵庫は、通常の不用品回収とは別の扱いになるためです。
退去日の直前に業者へ連絡したところ、予約が埋まっていて間に合わないこともあります。期限がある場合は、早めに動くことが大切です。
消費生活センターへ相談できる?
業者とのトラブルに困ったときは、相談できる窓口があります。
消費生活センターでは、悪質商法や不当請求、契約トラブルなど、消費生活に関する相談を受け付けています。専門の相談員が、事業者との交渉方法や解決策を助言してくれます。
不用品回収に関するトラブルも、この窓口の相談対象に含まれます。高額請求をされた場合や、契約内容に納得がいかない場合は、早めに相談することをおすすめします。
相談先が分からないときは、市役所の窓口に問い合わせると、担当の部署を案内してもらえます。
依頼前に使うチェックリスト
業者へ連絡する前に、次の項目を確かめておきましょう。
□ 品目と数を書き出した
□ 家電4品目が混ざっていないか確認した
□ 賃貸の場合、退去日から逆算して日数を確認した
□ 分譲マンションの場合、管理組合へ搬出経路を連絡した
□ 川越市の許可業者一覧で、業者名を確認した
□ 現地を見たうえで、書面の見積もりをもらう約束をした
□ 追加料金が発生する条件を、契約前に確認した
よくある質問
川越市の粗大ごみは、インターネットから申し込めますか。
川越市の粗大ごみ収集は、電話での申込みのみとなっています。インターネットでの申込みはできません。「つばさ館」(電話049-239-5056)へ、平日の受付時間内に連絡してください。
川越市の資源化センターへは、誰でも持ち込めますか。
持ち込みができるのは、川越市に住んでいる方に限られます。川越市以外に住んでいる方は、この施設での処分はできません。
家電4品目は、川越市の粗大ごみとして出せますか。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは、家電リサイクル法の対象で、粗大ごみには出せません。購入した小売店への依頼か、リサイクル券を使った持ち込みが必要です。
量が多くて、自分で運びきれない場合はどうすればよいですか。
量が多い場合や、大型家具で運搬が難しい場合は、川越市の許可を受けた業者へ相談する方法があります。まずは現地を見てもらい、書面で見積もりを受け取ることをおすすめします。
「無料回収」の車が近所を回っていますが、頼んでも大丈夫ですか。
「無料回収」をうたう業者の利用はおすすめしません。積み込んだ後に高額を請求される型が知られています。許可の有無が分からない業者には、依頼を避けることが安心につながります。
川越市の粗大ごみ持ち込みのまとめ
川越市で不用品を処分する方法は、大きく分けて3つあります。戸別収集、施設への持ち込み、そして許可業者への依頼です。
持ち込みなら、10kgにつき50円、40kg以下は無料という手数料で済みます。これは川越市が公表している数字です。
家電4品目とパソコンは、粗大ごみとは別の手続きになります。処分先を間違えないよう、先に確認しておきましょう。
業者に依頼する場合は、川越市の一般廃棄物収集運搬業の許可があるかを、依頼前に確認してください。産業廃棄物の許可や古物商の許可だけでは、家庭ごみを運べません。
退去が絡む場合は、鍵の返却日から逆算して動くことが大切です。収集が間に合わなければ、持ち込みや業者への依頼を早めに検討しましょう。
不用品回収業者選びのザ・ガードでは、川越市に対応する業者の許可の有無や作業範囲を比較できます。依頼先を決める前の確認先や、見積もりを比べる際の参考として活用してください。
