粗大ごみに出せないものがある|板橋区の区分と、代わりの方法
板橋区の粗大ごみ受付センターへ電話をかけたのに、対象外だと言われてしまった。そんな経験をされた方は少なくないはずです。
引越しや退去が迫っているときほど、思うように片付けが進まないと焦ってしまいますね。板橋区の粗大ごみには、出せるものと出せないものの区分があります。
出せないものにも、それぞれ代わりの処分方法が用意されています。
この記事のポイントは?
この記事のポイント
□ 家電4品目は粗大ごみに出せません。指定引取場所への持ち込みが必要です
□ 小型家電は区内13ヶ所の回収ボックスに入れる方法があります
□ 粗大ごみの申込みは電話とインターネットの2種類です
□ 持ち込みの手数料は、収集の場合の半額にあたります
□ 退去日がある場合は、収集までの日数を先に確かめてから動きます
板橋区の粗大ごみに出せないものがある?まず確かめること
板橋区の公表資料によると、粗大ごみは家具や寝具など最大辺がおおむね30センチメートル以上のものが対象です。収集も持ち込みも、事前の申込みが必要な制度になっています。
この基準から外れるものや、別の法律で扱いが決まっているものは、粗大ごみとして申し込んでも対象外になります。
代表的なのが、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの家電4品目です。これらは家電リサイクル法の対象品目にあたり、区の粗大ごみ収集では扱われません。
携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電も、粗大ごみとは別の回収経路があります。品目と数を先に書き出しておくと、申込みの段階で対象外と分かり、二度手間を防げます。
板橋区の粗大ごみで出せないものの区分は?
板橋区の粗大ごみで出せないものは、大きく2つに分かれます。ひとつは家電リサイクル法の対象になっている家電4品目、もうひとつは消火器・タイヤ・ピアノ・バッテリーなどの処理困難物です。
板橋区公式ホームページの案内によると、家電リサイクル法対象品目は区では収集せず、自分で運搬して指定引取場所に持ち込む等の方法が必要とされています。小売業者へ依頼する方法と、自分で指定引取場所へ運ぶ方法のどちらかを選ぶことになります。
消火器やピアノといった処理困難物は、製造元や専門の引取り窓口へ相談する形が一般的です。品目ごとに窓口が変わるため、何が対象外になるかを先に把握しておくと、申込みのやり直しを避けられます。
家電4品目はなぜ粗大ごみで出せない?
板橋区公式ホームページによると、家電リサイクル法ではエアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目について、小売業者による引取りとメーカー等によるリサイクルが義務づけられています。排出する側には、廃棄にかかる費用を負担することが定められています。
そのため、区の粗大ごみ収集の枠組みでは処理できません。買った店や買い替え先の店に引取りを依頼する方法と、自分で指定引取場所に持ち込む方法の、2通りの選び方があります。
小型の電化製品は、また違った扱いになります。次の項目で確認していきましょう。
小型家電やパソコンはどこに出す?
携帯電話やデジタルカメラ、電卓などの小型家電は、家電4品目とは別の経路で処分できます。板橋区の案内では、区内13ヶ所に使用済小型家電の回収ボックスが設置されており、投入口のサイズ(30センチメートル×15センチメートル)に入る大きさのものが対象です。
電気や電池で動く家庭用の小型家電製品全般が対象品目となっています。携帯電話・スマートフォン・ゲーム機・デジタルカメラ・カーナビ・ACアダプター類などが、その例にあたります。
粗大ごみとして申し込むより手間が少なく、申込みも処理券も不要です。出せないものの区分が分かったところで、次は出せるものの申込方法と手数料を確認していきます。
板橋区の粗大ごみの申込方法と手数料は?
板橋区粗大ごみ受付センターの情報によると、申込方法は電話とインターネットの2種類です。電話は粗大ごみ受付センター(03-6747-9353)で受け付けており、インターネットでの申込みは24時間対応とされています。日数に余裕があるなら、どちらの方法でも申込み自体は難しくありません。
手数料は、処理券を購入して品物に貼り付ける仕組みです。板橋区の公表資料によると、処理券にはA券(200円)とB券(300円)があり、品目ごとに必要な枚数が決まっています。品目を確認してから、必要な券の種類と枚数を揃えます。
急ぐ場合は、申込みから収集までに日数がかかる点に注意が必要です。板橋区の収集日の目安は申込みのタイミングで変わるため、受付センターかインターネットの申込み画面で、実際の収集日を確認してください。量が多い場合は、次に説明する持ち込みという選択肢も検討する価値があります。
出せないと分かったものについても、収集だけでなく持ち込みという手段があることを、あわせて確認しておきましょう。
持ち込みなら西台粗大ごみセンターが使える?
板橋区公式ホームページでは、粗大ごみの処分方法のひとつとして、西台粗大ごみセンターへ自分で持ち込む方法が案内されています。収集を待てない場合や、まとめて片付けたい場合に使える手段です。
板橋区の公表資料によると、持込みの処理手数料は、収集の場合の申込総額の2分の1です。収集料金が900円の品目であれば、持ち込みでは半額程度に抑えられる計算になります。
ただし、持ち込みであっても事前の申込みは必要です。対象外の品目は、持ち込んでも受け付けてもらえません。出せる・出せないの線引きを踏まえたうえで、自分で対応できるものと、別ルートが必要なものを整理していきましょう。
出せないものの代わりの処分方法は?
区分ごとに、代わりの処分方法をまとめて確認します。家電4品目は、購入店への依頼か、指定引取場所への持ち込みのどちらかです。小型家電は、区内の回収ボックスに投函する方法が使えます。
消火器やタイヤ、ピアノといった処理困難物は、製造元や専門の引取り窓口へ相談する形になります。品目ごとに窓口が異なるため、まとめて処分したい場合は確認に手間がかかることがあります。
量が多い、搬出が難しい、退去日までの期限が迫っているといった事情があるなら、不用品回収業者という選択肢も検討できます。ただし、業者に頼む場合は、費用の幅や業者選びの注意点を事前に確かめておく必要があります。
| 出せないものの種類 | 代わりの処分方法 |
|---|---|
| 家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機) | 購入店への依頼、または指定引取場所への持ち込み |
| 小型家電(携帯電話・デジタルカメラ等) | 区内13ヶ所の小型家電回収ボックスへ投函 |
| 処理困難物(消火器・タイヤ・ピアノ等) | 製造元や専門の引取り窓口へ相談 |
| 量が多い、搬出が難しい場合 | 不用品回収業者への依頼を検討 |
表のとおり、品目によって窓口がはっきり分かれています。どの方法が自分に合うかは、次に説明する判断基準で確かめてください。
自分で運ぶか業者に頼むかの判断基準は?
代わりの処分方法が複数あると分かったところで、どれを選ぶかの判断基準を整理します。数点程度で自分で運べる大きさなら、自治体の制度で十分に足ります。費用も抑えられますし、持ち込みという選択肢も使えます。
大型の家具があったり、階段を使った搬出が必要だったりする場合は、無理に運ぶと壁や床を傷つけるおそれがあります。賃貸住宅では、その傷が修繕費につながることもあります。
退去日が決まっている場合は、先に日数を数えてください。自治体の収集が退去日までに間に合わなければ、業者を選ぶ理由になります。間に合うかどうかの見当がつかないときは、受付センターへ早めに確認しておくと安心です。
自分で対応が難しいと分かった場合は、次にどんな基準で業者を選べばよいかを確認していきましょう。
出せないものを業者に頼む場合の費用はどう決まる?
業者に頼む場合の費用は、量・間取り・搬出経路・作業人数・階数によって決まります。現地を見てもらわないと確定しない性質のものであり、電話だけで正確な金額を出すのは難しいとされています。
板橋区の粗大ごみの手数料は、処理券を購入するという形で、あらかじめ金額が決まっています。これに対して業者の費用は、作業の条件によって幅が出る仕組みです。この違いを理解しておくと、見積もりを受け取ったときに納得しやすくなります。
階段作業があるか、駐車場所から玄関までの距離があるか、エレベーターが使えるかといった条件は、費用の幅が生まれる主な理由です。これらの条件は、あとから金額が変わる原因にもなります。
見積もりは、現地を見てもらったうえで、書面でもらう約束をしておくと安心です。口頭だけのやり取りは、作業後の金額の食い違いにつながりやすくなります。費用の決まり方が分かったところで、次はどんな業者なら安心して頼めるかを確認しましょう。
板橋区で不用品回収業者に頼む前に確認する5項目
家庭から出る不用品を有償で運ぶには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。板橋区の公表資料によると、一般廃棄物の収集運搬を委託する場合は、板橋区長から許可を受けている業者に依頼する必要があります。
産業廃棄物の収集運搬業の許可や、古物商の許可だけでは、家庭から出る不用品を運ぶことはできません。「産廃の許可あり」という表示だけで安心せず、一般廃棄物収集運搬業の許可証そのものを確認することが大切です。
板橋区公式ホームページでは、トラックでの巡回やチラシで宣伝し、回収後に高額請求や不法投棄をする業者に注意するよう呼びかけがあります。こうした業者に依頼すると、回収されたものが適正に処理されないおそれがあり、不法投棄が発覚した場合は出した側が問い合わせを受けることもあるため、許可の有無は依頼する前に必ず確認しておきたい項目です。
□ 産業廃棄物の許可や古物商の許可だけで判断していないか確かめた
□ 会社の所在地と固定電話が分かるか確認した
□ 見積もりを現地で確認してもらう約束をした
□ 作業内容が書面に記載されているか確認した
見積もりで確認する内容は?
見積もりを受け取るときは、現地を見てから出してもらえるかをまず確認します。電話だけの見積もりは、当日になって金額が変わる原因になりやすいためです。
運搬・階段作業・処分費が、見積もりに含まれているかどうかも確かめておきます。これらが別料金になっている場合、当日の請求額が思ったより高くなることがあります。
量が増えた、駐車場所が遠い、エレベーターが使えないといった条件は、追加料金が発生しやすい場面です。見積もりの確認が済んだら、自分でできる作業とできない作業の線引きに進みましょう。
自分でやってよいこと・業者に任せることの線引きは?
数点程度で、自分で運べる大きさのものは、板橋区の粗大ごみ制度で足ります。申込方法と手数料を確認し、処理券を貼って出す流れで対応できます。
大型家具があったり、階段を使った作業が必要だったりする場合は、無理に運ぶと壁や床を傷つけてしまいます。賃貸住宅であれば、その傷が修繕費として請求されることもあります。
まだ使えるものについては、買い取りが付く場合があります。ただし、買い取りを行うには古物商の許可が別に必要です。回収と買い取りを同時に行う業者であれば、どちらの許可も確認しておくと安心です。
| 状況 | とるべき対応 |
|---|---|
| 数点・自分で運べる大きさ | 自治体の粗大ごみで足ります |
| 大型家具、階段作業がある | 無理に運ばず業者を検討します。賃貸は修繕費に注意します |
| 「無料回収」をうたう車やチラシ | 依頼を避けます。あとから高額請求される型があります |
| 許可の確認が取れない業者 | 依頼を避けます。不法投棄されると出した側も問われます |
| まだ使えるもの | 買い取りが付く場合があります。古物商の許可を確認します |
この表のとおり、同じ不用品でも状況によって選ぶべき方法が変わります。線引きが分かったところで、退去が絡む場合の段取りを確認していきましょう。
賃貸の退去までに不用品を出し切る段取りは?
退去日が決まっている場合は、そこから逆算して動きます。まず、自治体の収集日が退去日までに間に合うかを確かめてください。
間に合わなければ、業者を選ぶ理由になります。鍵の返却日を過ぎると部屋に入れなくなるため、余裕を持った確認が欠かせません。
賃貸で住み続ける場合は、共用部分に物を置いて収集を待つことはできません。収集日の朝に出す形になるため、前日までに品目と数を整理しておくとスムーズです。
持ち家の戸建てであれば、敷地内に一時的に置いておけるため、日程にある程度の自由が利きます。分譲マンションの場合は、大型のものを運び出す際に養生や搬出経路について、管理組合や管理会社への事前連絡が必要になることがあります。
「何日で終わります」と言い切ることはできません。自治体の収集日と申込みの混み具合によって変わるため、受付センターやインターネットの申込み画面で、実際の日程を確認する形になります。段取りを踏まえたうえで、実際に起きやすい失敗を確認しておきましょう。
不用品の処分で起きやすい失敗は?
「無料回収」をうたう業者に積み込ませると、作業後に高額を請求されることがあります。無料という言葉だけを信じて依頼を進めるのは避けたい流れです。
電話で伝えた量より実際の量が多いと、当日になって金額が大きく上がることがあります。品目と数を事前に書き出しておくことで、この食い違いを防ぎやすくなります。
家電4品目を粗大ごみとして申し込んでしまい、当日に収集を断られることもあります。対象外の品目を先に確認しておけば、こうした二度手間は避けられます。
退去日の直前になって業者を探すと、予約が埋まっていて間に合わないことがあります。見積もりを口頭で聞いただけで作業を進めると、金額が当初の話と変わることもあります。いずれも、事前の確認を一歩先に行うことで防げる失敗です。
業者を呼ぶ前に確認する6項目
失敗を避けるために、依頼の前に確認しておきたい項目を整理します。品目と数を書き出してあるか、許可の有無を確認したかなど、手元でチェックできる形にしました。
□ 一般廃棄物収集運搬業の許可証を確認した
□ 見積もりを現地で確認してもらう約束をした
□ 運搬・階段作業・処分費が見積もりに含まれているか確認した
□ 賃貸・分譲の場合、管理会社や管理組合へ連絡した
□ 作業日時を書面で指定できるか確認した
この6項目を確認しておけば、当日になって慌てる場面を減らせます。確認が済んだら、よくある質問で細かい疑問を解消していきましょう。
板橋区の粗大ごみに出せないもののまとめ
板橋区の粗大ごみで出せないものは、家電4品目・小型家電・処理困難物の3つに大きく分かれます。家電4品目は指定引取場所への持ち込みか購入店への依頼、小型家電は区内の回収ボックス、処理困難物は専門の窓口への相談という形で、それぞれ別の処分方法が用意されています。
数点で自分で運べるものは自治体の粗大ごみで足り、大型家具や階段作業があるものは業者への依頼を検討する、という線引きで判断できます。業者に依頼する場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可を必ず確認してください。
退去が絡む場合は、退去日から逆算して、自治体の収集が間に合うかを先に確かめることが段取りの出発点になります。間に合わないと分かった時点で、業者への依頼に早めに切り替えることが、落ち着いた片付けにつながります。
不用品回収業者選びのザ・ガードでは、板橋区に対応する業者の許可の有無や作業範囲を比較できます。見積もりを比べる際の参考として、あわせてご確認ください。迷ったときは、板橋区粗大ごみ受付センターへの確認と、許可の有無の確認を、依頼の前に済ませておくと安心です。
よくある質問
家電4品目を間違えて粗大ごみに申し込んでしまいました。どうすればよいですか。
収集当日に引き取ってもらえないことがあります。板橋区粗大ごみ受付センターへ早めに連絡し、申込みを取り消したうえで、指定引取場所への持ち込みか購入店への依頼に切り替えてください。
小型家電は粗大ごみと回収ボックス、どちらに出すほうがよいですか。
投入口のサイズ(30センチメートル×15センチメートル)に入る大きさであれば、区内13ヶ所の回収ボックスに出すほうが申込みも処理券も不要で、手間が少なくなります。
量が多くて自分では運べません。どうすればよいですか。
西台粗大ごみセンターへの持ち込みという方法もありますが、搬出そのものが難しい場合は、不用品回収業者への依頼を検討してください。その際は、一般廃棄物収集運搬業の許可を確認してから依頼することが大切です。
「無料回収」をうたうトラックを利用してもよいですか。
板橋区公式ホームページでも、このような業者への注意が呼びかけられています。無料という言葉を信じて依頼すると、あとから高額を請求されたり、不法投棄につながったりするおそれがあるため、避けることをおすすめします。
粗大ごみの申込みから収集までは、どのくらいの日数がかかりますか。
申込みのタイミングや混み具合によって変わるため、一概には言えません。退去日が決まっている場合は、粗大ごみ受付センターかインターネットの申込み画面で、実際の収集日を早めに確認してください。
